- Amazon.co.jp ・本 (126ページ)
- / ISBN・EAN: 9784905369332
作品紹介・あらすじ
いきなりストーリーが湧き出す、ステップアップ発想法。
どんなストーリーも4つのタイプに分類できる。このタイプを構成する要素に分解してしまえば、あとは簡単! 要素をオリジナルに置き換え、組み合わせるだけ。
ドラマ、映画、舞台、マンガ、ゲーム…すべてのエンターテインメントに活用できるシステム。企画書づくりにも有効。お手本となる作品も多数解説。イラストで納得。
「時限爆弾」「やってはいけない」「密室」等、面白くする方程式満載。
感想・レビュー・書評
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ストーリーのタイプは4種類しかない
動機
自分の意思で
巻き込まれて
目的
自分のために
他人のために
何をするか(目的)となぜそうするか(動機)をおさえておく
タイプ1
自分の意思で、自分のために
基本要素
①動機 ②目的 ③障害 ④結末 ⑤変化
タイプ2
巻き込まれて、自分のために
基本要素
①何に巻き込まれるのか? ②目的 ③がんばろうと思う動機 ④障害 ⑤失敗したらどうなるか ⑥結末 ⑦変化
タイプ3
自分の意思で、他人のために
基本要素
①動機(ポリシー) ②目的 ③障害 ④結末 ⑤変化
タイプ4
巻き込まれて、他人のために
基本要素
①何に巻き込まれるのか? ②目的 ③動機 ④障害 ⑤失敗したらどうなるのか ⑥結末 ⑦変化
要素をつなげるとあらすじになる
ストーリーをつくるときは、まずこのように一本筋の通った軸を作ることが大切
置き換えるだけでストーリーができる
①つくりたいストーリーのタイプを決める
②つくりたいストーリーのタイプの「基本要素の表」を見ながら、各要素を自分なりに置き換える
相棒・ロードムービー・ディズニーランド
カセが生まれる
正反対のモノや異質のモノを組み合わせる
変化≒テーマ 結末を変えればテーマも変わる
3つのトッピング
①「どこで」「いつ」
②立ち位置
その世界で主人公はどういう立場なのか、周囲の人たちとどういう関係性なのか
③カセ
お伽噺のパターンから発想
シンデレラ→プリティ・ウーマン、
やってはいけないことから発想
ロミオとジュリエット
職業から発想
題材から発想
主人公の目的を高く設定する
「フツーこうだよね」の逆を行く発想
もし◯◯だったらをとことんまで拡大・飛躍させる
ハングオーバー
ストーリーづくりの確かめ算
7つのチェックポイント
①どういう話か一言で言えるか
②「とんがり」と「丸み」があるか
③レア感、トレンド感、言われて見れば納得感があるか
④主人公は限界を越えようとしているか?
⑤人の欲望や願望が描かれているか
⑥シーンとしての見せ場があるか
⑦自分が本当に面白いと思っているか?詳細をみるコメント1件をすべて表示-
uptoyounikonikoさん解りやすい!精神科よりずっと治療法を伝えてくれる。解りやすい!精神科よりずっと治療法を伝えてくれる。2016/06/12
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ストーリーというかプロットの組み方みたいな本
どんな面白い話でも分解してパターン化できるよねというメソッド
実際の作品を例に説明してくれているのでわかりやすいしスッと入ってくる -
漫画の作り方の参考として読みました。
物語の構成というのがいかに大事なのかよくわかる。
発想だけでスタートしていつも同じ感じの
だらっとした話作りになってしまう人や、
キャラ設定ありき、そこからの連想だけで
話を作るやり方の人にとっては勉強になると思う。
逆に構成はできているけど、何かもうひとつ
練り込みが足りなかったり心動かすこだわりが
ない場合には役に立たないかもと。
チャートがあるので、とりあえずそれに
いろんなネタを落としこんで型を覚える練習から
始めると力になりそう -
これは便利。ストーリーを型でつくっていけるなんて!