じゃんけん学: 起源から勝ち方・世界のじゃんけんまで

著者 :
制作 : こどもくらぶ 
  • 今人舎
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (54ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784905530398

感想・レビュー・書評

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  • テレビ番組で、ディレクターの要望により言わされてしまった、じゃんけんの起源。
    それをきちんと証明するためにこの本は作られたのかもしれない。
    先のディレクターの話もそうだけど、他にも韓国起源説とか、なかなか書かれないことも書いてあるのが面白いね。

    一番最初に載ってる「いっせいのせ」、一昔前に「指スマ」で流行ってましたね。私が子供のころにもあったのだけど、そのころは私はルールを理解しておらず、しかし周りの友達は当然のようにやっていて。友達にそれはなに?と聞いても、きちんと説明してくれなくて、長らく謎の遊びだったことを覚えています。
    多分、軍艦沈没ハワイも、そんな物騒な名前のままだったかどうかは分からないけど、似たようなことを友達はやってたような覚えがある。
    やっぱりこっちも私は意味が分からず、参加できないままだったように思う。

  • 起源から勝ち方、世界のじゃんけんまで、と副題あり。

    世界に広まっているじゃんけんの、元のルーツは日本だった・・・!?
    って、本当?


    もともとは拳遊びで、平安時代には虫拳(蛙、蛇、ナメクジの三すくみ)として記述が残っている。江戸時代に石拳(石、紙、はさみ)となった。その他いろいろな拳遊びは、地方によって名前ややり方も変えたり、お座敷遊びとして発達したりしてきた。
    その後全国的にじゃんけんとして子供達の間に広まったのは、メンコの図柄に描かれたからだ。

    今ではじゃんけんを知らなかった外国人たちも、じゃんけんを楽しむようになっている。

    また、古くからじゃんけんに似たものがアジア圏にはあったが、それらも起源は日本。
    だと。へ〜!

    カラーの資料も多く、ルビもついており、小学生中学年くらいから使える資料。

  • WRPSなんて団体もあるんだ!石ハサミ紙式のジャンケンは日本が始まりのよう。その前段階に本拳,虫拳があるらしい。
    最初はグーは後出し防止のかけ声,ドリフの全員集合から全国的に展開。
    パーが最も勝つらしい。

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著者プロフィール

1953 年東京生まれ。東京外国語大学卒。
編集者としてこれまでに800 冊以上を担当。
そのあいまに著述活動もおこなってきている。
おもな著書には、『大人のための世界の「なぞなぞ」』、
『世界史を変えた「暗号」の謎』(ともに青春出版社)、
『世界のあいさつことば』(今人舎)、
「世界のなかの日本語」シリーズ1、2、3、6巻、
『世界の文字と言葉入門 9. 英語圏の文字と言葉』
(ともに小峰書店)などがある。

「2015年 『世界の文字の書き方・書道 全3巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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