- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784906790043
感想・レビュー・書評
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自分の外に自分の「本体」を託す…【お守り】は、自分を守りながら、その能力を最大限に発揮する一番いい方法。(ソウルジェムのイメージ)例えば感情に振り回されやすかった女性が出産を機に芯のぶれない強い女性に変わることがある。子どもに自分の本体を託してしまうことで、自分の心と身体に振り回されずに生きていけることができるようになった、ということかもしれない。
心は刺激依存症。良い悪いを問わず刺激を求める。求めるままに刺激を受け続けると、「驚く力」はどんどん枯渇していく。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
これは、タイトルからでは内容が伝わってきづらいけど、名越さんの本のなかでは、かなりおもしろかった。
未来を値引きする、とか、自分もやってしまってるだろうなぁと思いながら読んだ。知的無駄話のところは、わたしがいいなぁと思うことがそのまんま書かれているかんじ。好きやなぁ、名越さん。また読みたい。 -
押し付けがましくもなく、説教くさくもなく、変に自己啓発もしていなく、素直に読める本です。
「知的無駄話」という言葉、しっかりおぼえておこうと思います。 -
良かったよ。「初めて見るときのように意識して見る。」「未来を値引きしない」というのは参考になる。「スターウォーズは作者が見てきたという実感をもって書いたからリアリティがある」というのは面白い意見だと思う。「心の速度を上げると周りが見えなくなる」というのも面白い。だから心の速度を落とすのだと。自分の外に本体を託すのが「お守り」であり、そのおかげで安心して心をオープンにすることができる 。という説も斬新だった。
非科学的なものが存在するという考えは同感できる。