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- Amazon.co.jp ・本 (44ページ)
- / ISBN・EAN: 9784907108618
作品紹介・あらすじ
ある年の春うららかな日、桜満開の散歩の途中で、体が不自由な猫のサクラと出会いました。だんだん体が弱っていく中、サクラの生きようとする気持ちはとても力強く、車イスに乗ってご飯を食べる姿には、たくましさが溢れていました。そんなある日、突然お別れはやってきました。
サクラはいつものようにもりもりとご飯を食べたあと、優しい光の入る暖かいリビングの窓際の車イスの上で、すやすやとお昼寝しながら、天国に旅立っていったのです・・・。
女優・杉本彩さんのあたたかな実体験の世界を、牧歌的なタッチのイラストで描いた癒しの絵本です。言葉を発しない動物の世話――ましてや、動くことのできない障がいのある動物の介護は本当に大変です。
しかし、彼らと過ごした日々は、「生きるとは何か」「幸せとは何か」について、人間に様々な気づきを与えてくれます。本書の主人公・サクラは、「本当の思いやり」や「他人の痛みや苦しみを自分のことのように感じられる心」の大切さを教えてくれます。サクラからの最高の贈り物を、この絵本を通じて子どもたちに伝えたいと思います。
感想・レビュー・書評
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障害がある猫サクラ。改めて生きるとは何か、幸せとは何かについて、考えさせられた。「思いやり」とは他人の痛みや苦しみ、心のうちを、自分のことのように感じられる心が必要。
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