仙侠五花剣 (神怪小説シリーズ)

  • 翠琥出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (364ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784907463120

作品紹介・あらすじ

師弟愛。友情。裏切り。剣仙たちの仙剣が宙を舞う。「水滸伝」等の古典と、武侠小説や陳情令等の中華ファンタジーを結ぶ武侠仙侠小説。


剣仙から授けられた五本の仙剣で縦横無尽の大活劇。無辜の人々が虐げられるとき、仙剣が宙を舞い、弱きを助け強きをくじく。


唐代伝奇の侠客であった虬髯公、聶陰娘、空空児、黄衫客、紅線らが剣仙となって、再び人界で武芸・秘技を伝授する。選ばれた義侠は五人。宋、高宗の時代を舞台に、奸臣・秦檜一派の巨悪を相手に、村娘、豪傑、妓女など、個性豊かなキャラクターが大活躍。美男美女あり、友情あり、恋愛あり、裏切りあり、師弟愛あり、捜査あり、一門の形成ありの中国清代の武侠仙侠小説の佳作。


花のしずくから煉成された五色の神剣。剣仙たちの仙剣が宙を舞う、『封神演義』をしのぐ絢爛豪華な戦闘。大切なもののため、決してあきらめない、ヒロイン、ヒーロー。


清末の上海の新聞小説であった、レトロさとモダンさのある、華やかなエンターテインメント。当時舞台化もされた全三十回の章回小説を読みやすく編訳。


『三国志』『西遊記』『封神演義』などの四分の一ぐらいの長さで、キャラクターも複雑にならず、無理なく楽しめます。



剣は呑むもの?
剣は乗るもの?
ありえない仙侠アクションの源流、ここにあり!


現代の武侠小説、仙侠ものにつながる貴重作。


漫画家滝口琳々の表紙・人物イラスト、登場人物紹介付き。

著者プロフィール

本名は孫家振(1864-1939)、字は玉声。筆名・海上漱石生、警夢痴仙など。中国清代の作家・新聞編集者(《大世界報》など)。上海の人。華やかな上海演劇に造詣が深い。『仙侠五花剣』は、自ら編集していた新聞『笑林報』に連載した武侠仙侠小説で、好評を博し、当時、舞台化もされた。代表作『海上繁華夢』、『如此官場』。他にも随筆『退醒廬筆記』等、作品多数。

「2022年 『仙侠五花剣』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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