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- Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
- / ISBN・EAN: 9784908059681
作品紹介・あらすじ
「御府内」とは、江戸城を中心に、品川、深川、本所、千住、四谷、板橋あたりを境にしたその内側の地域(ほぼ現在の東京23区)を指します。江戸時代に生まれた、弘法大師様ゆかりのお寺(札所)を巡る、お遍路コースのこと。お寺巡りの魅力が詰まったイラストエッセイ&ガイドブック!
感想・レビュー・書評
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借りたもの。
江戸御府内八十八ヵ所を著者の視点で巡る本。
よくあるガイドブックにある、観光目的、地域振興のイメージが強いものとは異なる。
やさしいテイストのイラストと、お寺の雰囲気、お寺までの道のりのふとした瞬間が、シンプルな文章で書かれている。
そこに著者の主観は無く、淡々と事実だけを述べている。
この本の魅力は、そのやさしいテイストのイラストに、著者の個性が光っていること。
寺院に近づいたときに、一番印象的な“モノ”に対して、色が差してある。
それは極彩色の仏像や建築物、その装飾だけではなく、豊かな緑や空気の流れる場所、花々など、自然の空間の持つ目に見えないものにも至る。
見落としがちな都会の中に在る、“祈り”の片鱗を視覚化したようなイラストだった。
これに倣って八十八ヵ所を巡るのには時間がかかりそうだが…チャレンジしてみたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
休日にぶらぶらしたくなる本。ぶらぶらしたくなりすぎて、有休をとってしまうほど
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