- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784908290176
感想・レビュー・書評
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時は2034年。不死の実験台となったカイネが長い眠りから覚めた現実が辛すぎで全く救いがない。第三次世界大戦、核爆弾投下…、もしかしたら現実でもこんなことが起こるかもしれないという暗鬱な気持ちになった。私の感覚ではこの本の95%以上が憂鬱、最後の数%にようやくかすかな希望が見え隠れというところか。後書きで「あまりに救いがないからなんとかならないか」と編集者にお願いされこのラストになったとあったが、そこは私も編集者に全く同意。あのラストがなかったら…! だけどロズってなんであんな凶暴なヤツが良かったんだろ。
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ハピエン派絶望な作品だったので3.5
壮絶とはこのことか〜
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初めて読んだBL本「間の楔」以来の衝撃。
容赦ない展開。作家さんがコードに縛られず本当に書きたいものを書くというのはこういう事か。
キラキラしい綺月さん苦手だったのですが、(少しキラキラ感があるが)力強いストーリーで最後まで引き込まれました。この容赦なさ、好きだ。 -
ツライツライツライ(´;ω;`)
終末純愛BL。ツライながらも一気読み。
後半は泣きながら読んでた
他人から見たらエゴそのものでも当人にとっては何にも変え難いものなんだなと。
廻音と真士に春が訪れると信じたい! -
史上、最もバッドエンド
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どの人も相手が大事ゆえに。終末の純愛ロマンだった。人から見たらエゴそのものでも、当人にとっては何にも変え難いんだなぁ。リョウキと真士の謎も、そうかぁ…。カイネと真士に春が来ると信じたい。一気に読みました!