黒川紀章のカプセル建築

著者 :
制作 : 鈴木 敏彦 
  • 丸善出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784908390104

作品紹介・あらすじ

建築家の黒川紀章(1934-2007)は日本を代表する建築家であり思想家である。1972年に東京・銀座に竣工した中銀カプセルタワービルの再利用が発表となり大きな話題を呼んでいる。2022年春に建物が解体されたあと、140個のカプセルは取り外され海外の美術館に展示し、国内各地で宿泊施設として用いられる。黒川は弱冠26才で建築を新陳代謝させる理論運動「メタボリズム」を展開し、1969年にカプセル宣言を行った。コンパクトで機能的な未来の住まいと、インターネットを用いたノマドなライフスタイルを既に50年前に予言していたのだ。1970年の大阪万博のパビリオンや、1973年の別荘カプセルハウスK、1979年に発明した世界初のカプセルホテルなどを、関係者の証言を元に検証し、新たに撮り下ろしたカラー写真と図面で解説する。また、今後のカプセル建築の展開や、知られざる黒川紀章の素顔についてまとめた。

著者プロフィール

1958年東京都生まれ/1984年工学院大学建築学科修士課程修了/1984〜90年黒川紀章建築都市設計事務所勤務/1985〜86年フランス・マルヌ・ラ・ヴァレー新都市開発公社EPA Marne研修生/1992〜93年文化庁芸術家インターン/1995〜99年早稲田大学建築学専攻博士課程/1999〜2007年東北芸術工科大学生産デザイン学科助教授/2007〜10年首都大学東京システムデザイン学部准教授/2010年工学院大学建築都市デザイン学科教授、2011年〜同大学建築学部教授

「2022年 『黒川紀章のカプセル建築』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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