- Amazon.co.jp ・本 (380ページ)
- / ISBN・EAN: 9784909237903
作品紹介・あらすじ
初学者から、社会人の学びなおしまで。
社会保障のキホンを学びながら、問い直す、新しい入門書!
【本書の特徴】
(1)“リアル“にこだわった解説
これから社会に出る学生・若者や、いままさに職場や家庭で困っている人など、さまざまな人が現実に遭遇する問題に焦点をあてながら、社会保障の制度やもととなる考え方について解説しています。ぜひ自分自身を重ね合わせながら読んでみてください。
(2)わかりやすい叙述と読みやすいレイアウト
平易な文章なのはもちろん、カラフルなレイアウトで、図版やミニコラム、注釈なども充実しています。社会福祉士や看護師の国家試験でよく出る重要ポイントも押さえていますので、試験対策のための最初の一冊としても最適です。
(3)最新の論点も収録
社会保障制度は、個人や国家、社会、時代の変化により、つねにゆらいでいる存在でもあります。たとえば「ギグワーカーは労災保険に加入できるのか?」など、最新の論点を可能な限り盛り込みました。
感想・レビュー・書評
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3.7。だいぶ、わかりやすい。以前に社労士事務所に勤めていた時の記憶が蘇る。学び直しの為に読んでみたが、すごいわかりやすい!児童扶養手当は父子家庭は認められていなかったり、役所によっては、生活保護を受けさせない為、窓口を封鎖していたり、奨学金の自己破産が5年で15000件を超えているなど、社会保障の限界と闇を感じる事ができた。この様な闇を根本的に解決するための対策として、本書にもでてきたユニバーサルベーシックサービスという考え方がある。医療費や学費の無料といった必要な人が必要なニーズを満たす事ができる点という点が、全員に必要かもわからないベーシックインカムと違う点らしい。更にすでに実現されている老若男女を問わずのシェアハウスが、労働力や家族のケアといった相互補完となりうまく行ってるケースがあるらしい。前に読んだ兵庫の市長の政策もそうだが、是非、政府や地方自治体はそういった革新的な政策を実行してほしい。もう、猶予はほとんど残されていないと思うから。
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