ほめ下手だから上手くいく 「ほめられない」を魅力に変える方法

著者 :
  • ユサブル
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本棚登録 : 75
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784909249241

作品紹介・あらすじ

「ほめて育てる」という考え方が広がっています。
しかし、「甘やかしては本人のためにならない」「どうもおべんちゃらっぽくてほめるのは苦手」という方も多いと思います。
その考え方はまったく間違っていません。
特に結果を残さなくてはならないリーダーや子供の将来を真剣に考えている親にとって「ダメ出し」は人としての本能です。
俗にいう「ほめ下手」な人たちはこれだけほめられたがっている人たちが多い昨今、ある意味正直に人生を生きている人たちなのです。
そして、正直なゆえ「生きづらさ」も人一倍感じている人たちです。
著者の「一般社団法人日本ほめる達人協会」理事長・西村貴好氏は、自身がかつてはまったくの「ほめ下手」でした。しかし、その資質や考え方はそのままに使う言葉をほんの少し変えることにより、「ほめ達!」に変身したのです。「ほめる」とは心にもないことは言わないこと、「ほめ達!」とはしっかり叱れる人。相手のことを真剣に考える「ほめ下手」だからこそ、人の心を揺さぶる「ほめ達!」になれるのです。本書は「心にもないことは言えないほめ下手」こそ、その正直さ、その不器用さを魅力に変えて素晴らしい未来を創っていく、その方法をお伝えします。
「ほめ方」を学ぶのではなく「心の在り方」を学ぶ、そんな1冊です。

感想・レビュー・書評

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  • 衝撃的だったのが、2点あります。
    1つ目は、「褒めたときに、相手の反応を期待するのは、相手をコントロールしている」ということ。

    今までほめられると嬉しいなと思っていました。
    そのため、ほめたときにどうしても相手の顔色をうかがっていました。
    しかし、それは間違いだったのです。
    以下のように本書では書いてありました。

    褒めることができると自分の心が整い、余裕ができて周りの人との関係性が良くなるのです。
    相手の喜ぶ顔が見たい、自分の言葉が相手に刺さる反応みたい。
    そこには悪意は無いけれど、残念ながら潜在的なコントロールの気持ちがあり、
    それが相手に伝わってしまっているのです。
    そう、褒めて相手の反応を期待しない。これも大切なポイントです。
    褒める=自己完結するもの、自分が豊かになるものと心に刻んでおいてください。

    なるほどと思いました。

    2点目は、「できたから褒めるのではない。褒めるからできるようになる。」
    確かにできるようになる前にほめられると、 また頑張ってみよう!と思い、繰り返しやります。
    そうしてできるようになっていくんだなと!

    他にもいろいろありましたが、 この2点です。
    新年一発目に読んでよかったです!

    「3年先の稽古」1日1日は小さなことでも 3年後だと大きな変化です。
    毎日勉強しよう! コツコツがんばります

  • どこかの公務員がほめ達になって人生変わった的な記事を読んで、感化されて読みました。『ほめは人を操る道具ではない!』なるほど

  • 何のために褒めるのか
    褒め方など

    褒め方を学ぶ本ではないとしながらも褒め方を学べる本になっている

  • 摂南大学図書館OPACへ⇒
    https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50177898

  • 最初読んでいて、ノウハウ本だと思いきや、
    なんか凄い、後半になるにつれて、
    内容が深まっていく感じだった。

  • 良い本でした。
    最初は日本ほめる達人協会とか何かスピリチュアル的で斜に構えて読み始めましたが、ほめる大切さやほめるための姿勢が学べて、読んでよかったと思える本でした。

    最後の方の著者の周りの人のエピソードにウルっとなりました。
    周りに感謝してほめることを実践していきたいです。

  • ほめ達のエッセンスが凝縮されている。講義の振り返りにも最適。

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著者プロフィール

一般社団法人日本ほめる達人協会理事長。
1968年生まれ。関西大学法学部卒業。大手不動産会社に入社し、最年少トップセールスを記録。その後、家業の不動産管理会社に専務取締役として就任。ホテル運営において、人材定着不足に悩む。その中で言葉の持つ力と効果に気づき、朝礼とスタッフへの言葉がけを強化。たった1年で年間数百万円かかっていた人材募集費を0円にする。
ほめ達研修採用企業の航空会社スカイマークは、2017年より4年連続定時運行率が日本一に。「ほめ達!」を導入し、「ほめちぎる教習所」に生まれ変わった三重県・南部自動車学校は、生徒数増加、免許合格率アップ、卒業生の事故率が半減と素晴らしい成果を上げている。
著書に、『結果を引き出す 大人のほめ言葉』(同文舘出版)、『ほめる生き方』(マガジンハウス)などがある。

「2021年 『一目置かれる人が使っている背筋がスッと伸びる日本語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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