ゆきのゆきちゃん

著者 :
  • ミシマ社
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本棚登録 : 115
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784909394972

感想・レビュー・書評

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  • ブグログの感想を読んで、読みたくなった絵本

    わたし ゆきちゃん
    ゆきと おなじ なまえなの
    なんでか しってる?

    雪の中で、嬉しくって、皆んなではねている様子に
    ワタシまで嬉しくって!

    この作者の絵本は初めてだけど、
    他の絵本も読んでみたい♪( ´▽`)

    もうデカくなった娘っこは「んー可愛いけど、
    この子達がみんなこっち向いてる画は、目が怖い」
    だってさ( ; ; )

  • 疲れついでに本屋さんに立ち寄ったら店頭に置いてあり、思わず手に取る。
    想像していたより大判で、ぽこぽことした表紙の手触りが特徴的。不思議なタッチの絵で、自分の名前がなんで雪と同じ「ゆき」なのかをいろんな動物に聞いて回る猫のゆきちゃん。
    いろいろ一緒に楽しみながら考えてあげる他の動物たち。
    ピュアすぎてまぶしい。

    雪の描写は素晴らしかった

    なんで「ゆき」なんだろうと思った時、きくちちきさんが北海道出身で、「ゆき」というタイトルの大型絵本も書かれていることを知る。
    生き物にとって、ときに命を育む助けとなり、とき に命を奪う雪。
    「ゆき」も読んでみたくなった。

  • 「ゆきと おなじなまえ」なのは、雪と同じ素敵なところがあるから、ですね。素敵な雪の野原や森で、楽しく遊ぶ仲間たち、読むと笑顔になってしまいます。

  • まさに銀世界。雪降る中での出会いは、もうそれだけでドラマティック。

  • シルバーとホワイトが美しい。
    そこに、4匹の目の色が相まってより一層引き立てている。

  • きくちちきさんの絵が大好きなので、書店で見たら思ったより大判の本でちょこっとだけ迷ったけど、買ってしまった。こんなかわいいネコちゃんにみられたら、もう連れ帰らぬ訳にはいかない。

    帰宅してプラスチックフィルムを外したら、見返しにかわいいポストカードが一枚はさまっていた。赤い背景に金の字でゆきちゃんクリスマスリースとMerry Christmasの文字が刷られている。

    ねこのゆきちゃんが雪の中をおさんぽしながら、出会う動物たちに自分がどうして雪と同じ名なのかたずねていくだけの絵本なのだけど、詩画集といってもいいような雰囲気。紙の手ざわり、タイトルのインクのもりあがりなど、すみずみまでていねいに作られていて、銀色と墨色をベースに、差し色のように赤や水色が映える。大人向きのクリスマスプレゼントにもよさそう。

  • 何度読んでも胸がいっぱいになって泣いてしまう。
    『うれしくなって うれしくなって』のところで、
    動物たちの気持ちがまっすぐに伝わる。

  • 大好きなきくちちきさんの絵本。
    言葉のリズムが楽しい。
    全編雪が降っていて、白とグレーの世界が美しい。

  • 待ち焦がれていたちきさんの新刊!

    これは……これは今までとは違う!
    銀刷りの美しさと、厳選された用紙。表紙は凹凸感のあるフリッターという紙だそうです。
    そしてタイトルの…「ゆき」と「ゆきちゃん」がちょっとふくらんで、特別感満載!
    とても奥行きのある手製本のような重みがあります。

    ゆきちゃんは絵本編集者の筒井大介さんの猫ちゃんがモデルだそうです。

    1冊まるまる銀世界、雪なのに冷たくない…手触りのよい温もりのある1冊です。

    ふぁっと、きれいで、ひゃっと、……。雪をこんな言葉で表現しながら、ちきさんの描く穏やかな線が、のびのびと動物達を表現し、寒いはずの雪が心を温めてくれます。

    少し高めのお値段ですが、かなりのスペシャル感!ちきさんのこだわりが随所に感じられます。手で触れてみないとわからない、そんな絵本です!また手元に置きたい大切な1冊となりました。

    #ゆきのゆきちゃん
    https://amzn.to/3TfrC6o
    #きくちちき 作
    #サイトヲヒデユキ 装幀
    #筒井大介 編集
    #ミシマ社

  • 【選書No】071

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著者プロフィール

1975年北海道生まれ。絵本作家。2012年『しろねこくろねこ』(学研プラス)でデビュー、同作が2013年ブラチスラバ世界絵本原画展で金のりんご賞を受賞。また、2019年には『もみじのてがみ』(小峰書店)で同展金牌を受賞。その他の絵本作品に『いちにのさん』(えほんやるすばんばんするかいしゃ)、『ゆき』(ほるぷ出版)、『パパのぼり』(文溪堂)、『しろとくろ』『くろ』(講談社)、『とらのこ とらこ』(小学館)、『おひさまわらった』(JULA出版局/フレーベル館)など。

「2023年 『ひとりで あしぶみ していたら』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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