- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784909749048
作品紹介・あらすじ
2003年イタリアボローニャ国際絵本原画展入選を機にフランスで出版された絵本、待望の日本上陸!
版画家山本久美子の描く、少年タケルと犬のマルの物語。力強い黒と、印象的な赤のコントラストが描き出すタケルやマルの表情。絵本の隅々まで空気のにおいや風が感じられる緊迫感。タケルにおこられて家を出て行ってしまったマル。台風が近づく中、タケルはマルを見つけられるのでしょうか?心温まるラストシーンをお楽しみに。
感想・レビュー・書評
-
「あんなにおこらなければよかった」
ペットがいなくなる不安な気持ち、後悔の気持ち、寂しい気持ち。絵が、その気持ちの変化を上手に描いています。いい絵本です。あのなんとも言えない気持ちをすばらしく描いています。(3分)#絵本 #絵本が好きな人と繋がりたい #マルをさがして #山本久美子 #ひだまり舎詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
赤と黒だけで描かれている絵と言ってもいいような全ページです。始めから印象的でしたね。台風が近づいて来ている中、少年から叱られて出ていったイヌを探しに行く少年の話です。なみだが出てきました。マルというイヌの表情がいいですよ。
-
タケルが大事にしている植木鉢をいたずらされて、飼い犬のマルを叱りつけてしまう。気がつけば、台風が近づいているのにマルがいない。タケルは探しに行く。
ボローニャの絵本展で入選し、日本でも出版されたもの。ちょっと昭和な香りがなくもないような。