マルをさがして

著者 :
  • ひだまり舎
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本棚登録 : 35
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784909749048

作品紹介・あらすじ

2003年イタリアボローニャ国際絵本原画展入選を機にフランスで出版された絵本、待望の日本上陸!
版画家山本久美子の描く、少年タケルと犬のマルの物語。力強い黒と、印象的な赤のコントラストが描き出すタケルやマルの表情。絵本の隅々まで空気のにおいや風が感じられる緊迫感。タケルにおこられて家を出て行ってしまったマル。台風が近づく中、タケルはマルを見つけられるのでしょうか?心温まるラストシーンをお楽しみに。

感想・レビュー・書評

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  • 「あんなにおこらなければよかった」

    ペットがいなくなる不安な気持ち、後悔の気持ち、寂しい気持ち。絵が、その気持ちの変化を上手に描いています。いい絵本です。あのなんとも言えない気持ちをすばらしく描いています。(3分)#絵本 #絵本が好きな人と繋がりたい #マルをさがして #山本久美子 #ひだまり舎

  • 赤と黒だけで描かれている絵と言ってもいいような全ページです。始めから印象的でしたね。台風が近づいて来ている中、少年から叱られて出ていったイヌを探しに行く少年の話です。なみだが出てきました。マルというイヌの表情がいいですよ。

  • タケルが大事にしている植木鉢をいたずらされて、飼い犬のマルを叱りつけてしまう。気がつけば、台風が近づいているのにマルがいない。タケルは探しに行く。

    ボローニャの絵本展で入選し、日本でも出版されたもの。ちょっと昭和な香りがなくもないような。

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著者プロフィール

絵: 山本久美子
1965年前橋生まれ、東京在住。多摩美術大学卒業。
2003,05年ボローニャ国際絵本原画展入選。絵本の仕事に『マルをさがして』『きんぎょ』(ひだまり舎)、『じてんしゃ がしゃがしゃ』(文 かさいまり/絵本塾出版)、『どっさり おやさい』(文 大川久乃/福音館書店こどものとも年少版)など。日本児童出版美術家連盟会員。

「2023年 『くじらの ぷうぷう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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