別冊ele-king 坂本龍一追悼号「日本のサカモト」 (ele-king books) ([テキスト])

制作 : デイヴィッド シルヴィアン  小山田 圭吾 
  • Pヴァイン
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本棚登録 : 66
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784910511504

作品紹介・あらすじ

目次INTRODUCTION國分功一郎 坂本さんはずっと考えていたINTERVIEWデイヴィッド・シルヴィアンアルヴァ・ノト(カールステン・ニコライ)フェネステイラー・デュプリー小山田圭吾ZAKサイモン・レイノルズESSAY岩井俊二 坂本さんからのメール北中正和 とりとめもない思い「日本のサカモト」近藤康太郎 音が生まれ、響き、消える。湯山玲子 奢らず、乱用せず、堕落しない。水越真紀 「人民の音楽」と「人民の森」「世界のサカモト」ジェイムズ・ハッドフィールド インターナショナルな坂本龍一リズ・ワーナー 坂本龍一がデトロイトに与えた永続的な影響緊那羅デジラ 3つのフェイズDISCOGRAPHYディスコグラフィー(デンシノオト、内田学、三田格)千のサウンド三田格 ①タイトで、マッシヴに高橋智子 ②深く、広く伊達伯欣 ③「音楽」から「音」へ

感想・レビュー・書評

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  • 坂本龍一の実像に迫る『別冊ele-king 坂本龍一追悼号「日本のサカモト」』が7月刊行 | CINRA
    https://www.cinra.net/happening/2023-06-30/3863

    別冊ele-king 坂本龍一追悼号「日本のサカモト」 | ele-king
    https://www.ele-king.net/books/009252/

  • 雑誌などでいろいろと坂本龍一の特集が組まれ続けているけれど、書店で手に取っては棚に戻す、ということが続いていた。
    というのも、どれも過去の記事の使い回しだったり、それにちょっと手を加えたものが目立ったからだ。

    けれども本書は迷わず購入。alva noto、cornelius、フェネス、デヴィッド・シルヴィアンなどインタビューが充実していて、しかも坂本氏の死後に行われたものばかりだ。
    そのぶん、ページをめくるごとに胸が締め付けられてなかなか読み進められないのだけど・・・
    哲学者の國分功一郎氏なども寄稿している。

    数ある坂本追悼本で、どれを買おうか迷っている人がもしいれば、断然本書をおすすめしたい。

  • 音楽を聴きながら。

  • デヴィッド・シルヴィアン、アルヴァ・ノト、クリスチャン・フェネス、テイラー・デュプリー、そして小山田圭吾。坂本龍一没後の共作者たちのロング・インタビューをたっぷりと読めたのが何よりもの収穫。そして巻末のディスコグラフィーが客観よりではなく思う存分に主観が込められたもので読み応えがあった。既発表曲を違った角度から紹介してくれてたり、知らなかった情報が得られて、またまた聴き返したい曲が増えてしまった。◆人類最大の過ちは国を作り出したことだと思うp.176◆音楽というのは平和な時じゃないと鳴らないんだ、音楽を鳴らすためには平和にしないとダメなんだp.65◆憎まれてまで、何でこんなことをしているのか気恥ずかしくて言いたくないけど、愛ですよ、愛。日本や、日本人への愛がなくなったら、ぼくなんかがこんなことわざわざ発言する必要はない。p.78(坂本龍一)◆最初に混乱を覚え、何かを理解しにくいと思ったら、それこそが最も重要なアートであるp.121(緊那羅デジラ)

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著者プロフィール

映像作家。1963年1月24日仙台市生まれ。横浜国立大学卒業。主な作品に映画『Love Letter』『スワロウテイル』『四月物語』『リリイ・シュシュのすべて』『花とアリス』『ヴァンパイア』『花とアリス殺人事件』『リップヴァンウィンクルの花嫁』など。ドキュメンタリーに『市川崑物語』『少年たちは花火を横から見たかった』など。「花は咲く」の作詞も手がける。

「2017年 『少年たちは花火を横から見たかった 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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