デジタル空間ハウス: 夢が現実になった!電脳住宅

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  • ソフトマジック
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  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784921181932

感想・レビュー・書評

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  • この本を読んで感じたのは、この著者の目指すIT住宅とは『頻繁に変化する設備を抱えた住宅をどのようにつくるか』ということにつきるようです。ケーブルが多く、更新頻度が今までに比べて極めてはやい機器をどのようにインフィルとして作り込んでいくか、ということは確かに重要なテーマである。また、それらの機器を使って、最終的には、家の床・壁・天井が記憶するマシンになっていくという発想は極めて興味深い。以下は、重要だと思われるポイント。

    PCの性能は十分な水準に達しており、あとは、ディスプレー、キーボードなどのインターフェースが重要になる。/箱もの専用ではなく、運用しながら情報を蓄積できなければだめてある。柱の傷のように。/IT住宅は、更新速度がはやいため、ノーメンテナンスとうわけにはいかない。そのため、売りたがらない。/美容院は最先端の機器と空間を統合した好例である。/実は和室はIT機器と相性がいい。畳にしろ、長押にしろ・・。/Augumented REality = リアルな現実を、コンピュータで補強していく。ディスプレーの外にある現実空間にどうコンピュータが融合していくかがテーマになる。ソニーインタラクションラボラトリー室長暦本純一氏/

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著者プロフィール

未来生活デザイナー。必要なものは作ることをモットーに、
住宅、書斎、机を始め、多数のハードウェア、ソフトウェアをプロデュース。
IPA未踏ソフトウェアで、カレンダー、メモ、
「重ねた紙」などをデジタル化した次世代環境「PilePaperFile」を提示した。
これまでにリリースしたソフトウェアは200本。
主な著書に『手で撮るようにわかるデジタルカメラ徹底活用術』(二期出版)、
『人に聞けないパソコン何でも相談』(日経新聞社)、
『パソコンデータの捨て方 残し方 まとめ方』(青春出版社)、
『デジカメ200%徹底的活用術』(KKベストセラーズ)、
『ユビキタスがわかる本』(オーム社)、
『ライフログ入門』(東洋経済新報社)、
『記憶する道具』(NTT出版)などがある。

「2018年 『Puppeteer入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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