シュテュンプケ氏の鼻行類 (Documenta Historiae Naturalium)

著者 : カール・D.S.ゲーステ 今泉みね子

• 博品社 (1996年1月1日発売)

感想・レビュー・書評

[Asakoさんの感想 · 2012年5月29日]

「鼻行類―新しく発見された哺乳類の構造と生活」刊行にあたっての裏話と、事の顛末がてんこ盛り。
はっきり言って、読まなくてもよいというか読まなければよかったというか…が正直な感想です。
あの素晴らしき夢の生物は、学術的にこれほど真に迫って表現されているのだ、どうだどうだと言わんばかりに念押しされてしまっては、興醒めというほかはないのです。
つまり私は、手品を楽しみはしても種明かしは望まない人だったのだなぁということを自覚できました。加えて、やや多用気味の感嘆符にも疲労感…

[Stray-antさんの感想 · 2007年5月23日]

空想学術書。読み物としても面白いです。