- Amazon.co.jp ・本 (475ページ)
- / ISBN・EAN: 9784939103285
作品紹介・あらすじ
アレキサンダー・エルダー博士はプロのトレーダーであり、世界屈指のテクニカル分析の専門家であるとともに、精神分析医としても活躍中です。博士は、成功するトレーディングには3つのM(マインド、メソッド、マネー)が肝心という確固たる信念に基づいて、独自の方法論を確立しました。本書では、まず第1に成功へのカギは精神面の確立にあることを強調します。いかにして規律あるトレーディング・マインドを確立し、感情に流されないトレーディングの実践をするかを具体的事例をもって解説します。第2にチャート、コンピューターを使ったテクニカル指標などを駆使した優良トレードの探し方を具体例を交えて詳述します。そして、様々な分析手法を組み合わせることによって強力なトレーディング・システムの構築法を伝授します。最後に、資金管理の仕方までを解説します。サーカスの綱渡りに安全綱が不可欠なように、トレーダーにとってはリスクをあらかじめ限定するルール作りがその生存に何よりも肝心なことを説きます。
感想・レビュー・書評
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参考図書
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読み終えて今もなお沢山の人に読まれてる理由がわかった。
専門用語が多くボリュームもたっぷりなので初心者には取っ付き難いと思うが一通り学んだ後にぜひ読んでおきたい本です。
随所に比喩や例え話が多くあり分かりやすく伝えようとする作者の意図を感じました
相場には4種類の動物が住んでいてブタと羊にはならないようにこれからも学びを続けて行こうと思います -
投資のバイブル的存在。
テクニカルはもちろん、心の在り方も勉強になる。
辞書のようでありながら読みやすい文体で理解しやすい。 -
トレードに2万ドル以上を注ぎ込んではいけない
1回のトレードで自己資金の2%以上を失ってはいけない.
小学の失敗を積み重ねる
トレード日記をつけ失敗と成功を可視化
損失を制御できないものはアルコール依存症患者と一緒。
アルコール依存症患者は決して「自分が完治した」とは言わない。言うと再び依存し走ってしまうから。
「匿名の敗者の会」
メンタルを支えに投資スタイルを損小利大に。
→足からポイントが全体資金の2%
勝つと大喜びして、負けると塞ぎ込むようなトレーダーは感情に支配されている。
感情に支配されていてはそれを逆手に取る達者な人たちとのゼロサムゲームには勝てない
相場は大海、自分は孤独な船乗り。自分を制御できるのは自分のみ。
感情に基づく意思決定は死を意味する
一喜一憂が生まれた時点で、感情に振り回されている
第一目的は生き残ること、第二が着実に自己資金を増やすこと、第三が高い利益を上げること
価格とは需要と供給の交わる点であり、それが代表するところの会社とはあまり関係がない、価格は群衆の行動が決める→群衆の行動を読む。
→ブルが多いのか、ベアが多いのかを判断する。将来の予測ではない。
自分の計画を紙に書く
取引量→参加者の感情の動き量
・ブル・ベアの力の均衡の分析
・マネーマネジメント
・冷静さを保つ自己規律
三段階スクリーン:
固有のテクニカルが延々と使えるとは限らない。
3つの時間軸(短期、中期、長期 )を見ながら判断。
それぞれは5倍くらい違う時間軸(1h、10m、2m )
潮流、大波、小波。
第一(潮流 ):長期(例えば週足 )のMACDヒストグラムの勾配を見て、ブルかベアかの流れを判断。ここで「ブルではない」「ベアではない」の選択をする。残された選択肢はブルベアの片方と傍観の二択
第二(大波 ):日足にオシレーターを適用し、週足と同じトレンドかどうか確認 )
ここでは2日EMAを使用。上昇トレンドなのに、二日EMAが下げにを示してたらLのチャンス。下げだったらその逆。
第三(小波):
週足がL、日足がS目線であれば、トレイリング買いを入れる。逆も然り。
トレイリング買い:逆指値をずらして未実損益を守る、保存的な利食い
Lにおける損切りポイント:当日か前日の安値のいずれかよりも低い方の一値下。
→長期トレンドに従い、中期・短期でエントリーポイントを探るテクニック。うまくいかない場合は手続きが悪いか、自分が根本的に知らないことが起きている=撤退したほうがいい。
パラボリックシステム:常にLかSを持つ。ただし逆指値も常に持っておき、かつ、逆指値を動かすときは、ポジションを持った方向のみ(損失を減らす )
トレンドがはっきりしているときにのみ有効。
平行線やボリバン→将来のサポートラインやレジスタンスラインになる。
ボリバン抜けプラスアルファ→抜けた方向への強いトレンド。ただし、ほとんどのトレンドブレイクは騙し(トレンドを味する力に負けることが多い )
飛びつくと、調整の痛い目に合う。
感情は成功の敵
なぜ損切りできない人はカットされた後の相場の上昇を指を加えてみることになるのか→その人を含む多くの損切りできない敗者が同じような行動をとるから
プロスペクト理論→リスクを回避するなら(損失をゼロにするなら )損の最大化も厭わない→損切りできない理屈
2%損切りルール→2.04%勝てば取り戻せる。
20%損切り→25%勝たないといけない。
90%損切り→1000%勝たないといけない。
損は小さくあるべし。
トレーダーを殺すのは無知か感情
1ヶ月の最大損失は8%に.
良いトレードを見つけられたか どの指標が役立ち,どれが役に立たなかったか 当初設定したストップは妥当だった? 損益ゼロの水準にストップ動かすのが早すぎたか?遅すぎたか? 利益を守るためのストップはゆるすぎた?きつすぎた? トレードから降りるためのシグナルを意識した? どうすればうまくトレードできた? トレードの各局面で何を感じた? -
1回読んだだけでは理解できない。またテクニカルの分析などは知りたくなった時に読むような使い方なのかもしれない。意味が書かれてあるが現時点の私の知識では理解できなかった。
トレーディング初心者としてわかりやすかったのは第1章 個人の心理、第2章 集団の心理。それと第10章 リスクマネージメント。 -
なんか難しい
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出来高系のテクニック分析に納得する
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投資のバイブル。これを読まずして投資はできない。