- Amazon.co.jp ・本 (341ページ)
- / ISBN・EAN: 9784990069568
作品紹介・あらすじ
幸せに暮らしていた二人-ところが、ある日妻が突然若返りはじめ、静かにゆっくりと哀しい結末へといたる…「Separation-きみが還る場所」恋人の心の声が聞こえるようになってしまった青年の苦悩と喪失の物語…「VOICE」切なく哀しい2編の恋愛物語。
感想・レビュー・書評
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子供に戻っていく妻。
切なくて 泣けました。
でも、好きなお話です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
SeparationとVOICEという物語が収録されています。
まずSeparationの感想から、奥さんがだんだん若返っていってしまい、その進行が止まらなくなるお話。とても切なく辛いお話です。夫婦の強い絆、愛にとても感動させられました。最後もうちょい描いて欲しかったというのが正直な感想。
VOICEは恋人の心の声が聞こえてしまうというSTORY。こちらは色々な事情からすれ違い、苦悩していくお話!お互いをこれ以上ないほど思っているのに離れていく二人。もっと違う歩み方があったんじゃないかと思わされる物語。切ないし辛いね。
僕はSeparationの方が好きですね!
両作品共に切なくて泣けますおすすめです(^^)
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これは一度読んだことがあるということに途中で気づいた(多分高校生の頃)
結婚した妻が若くなっていく、というより、幼くなっていく物語。そして、最後には消えてしまう…切ない物語。
SeparationとVOICEの二作品が収録されているけど、あたしはSeparationのほうが好き。 -
ドラマの原作本。
奥さんが子どもになっていく話。切なくて、泣けました。もうひとつのvoiceも泣きました。泣かされてばっかだ・・・ -
初めて出会った市川作品。出版前から応援していました。愛情ってだからつまり、こういうものかと思う。
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切ない恋愛物語ふたつ。私は一つ目が好き。
妻が突然若返り始め、どんどん幼くなっていく。「愛」がとっても切ないです。 -
すごく切なかった
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たまたま手に取って読んだ本。
読んでいる間中、ぼろぼろと泣きっぱなしでした。「確かに、人間は欲張りだと思う。かくいうぼくだって、時折人生の短さを思って悲しい気分になるときがある。(中略)今は彼女と一緒に過ごせるときが、あと50年とか60年とか、それしかないことを何だかとても残念に思うのだ。きっと、それがたとえ100年とか200年とかだって、同じように感じるのだろうけど。」