- Amazon.co.jp ・本 (332ページ)
- / ISBN・EAN: 9784990581206
感想・レビュー・書評
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いいねぇ
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高校生になったと共に、中二病から卒業した主人公。
しかしクラスには、中二病少女がいた。
黒歴史恥ずかしいから高校生になったら! というわりに
ちょこちょこしていたのが、のち判明w
確かにこれ、人の口から言われるときついです。
自分で思い出している方が、若干平気?
言ってしまった自分、の時点でこっぱづかしいですが。
そんな彼が、いまだ中二病真っ最中のクラスメイトを
可愛いな~と思い始める所から。
しかし読んでいて、あれ? でしたが。
どう考えても、少女に対する描写があれです。
ものすごく、そのまんま中二病。
なのに何故気が付かない主人公!? と突っ込みたい。
本人達が幸せなら、いいんですけど…。
誰しも、恥ずかしい、と思う過去があるもの。
案外周囲はそんな人達だったようですが
これはこれで、全開すぎてついていけませんでした。 -
アニメから入ったためどうしても比べてしまうが、原作もなかなか。二人の関係が中心的に、むしろそれしか書かれていない印象だが、丁寧に主人公、ヒロインの感情を積み上げることで全く説明のないラストに唐突さは感じない。ただ途中で退屈さを感じてしまうことも事実かも知れない。
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虎虎が第1回京都アニメーション大賞奨励賞受賞し2011年に発表したライトノベルの第1巻です。2012年と2014年にはTVアニメが放送、2013年と2018年には劇場版アニメが公開されました。同じタイトルですがアニメのノベライズではなく、小説オリジナルのストーリーで、アニメとは異なる世界線のお話みたいです。内容も勇太と六花が付き合うまでに焦点が絞られているので、全体にコンパクトにまとまっています。中二病描写はアニメならではでしたね。
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今更ながら京アニ文庫のアニメ化作品を読んでみた。内容はタイトルの通り。中二病を卒業した主人公が高校で中二病罹患真っ只中のクラスメイトに勉強を教えることとなり、恋に落ちる話。主人公のスタンスが中二病を肯定するものであり、黒歴史になってもそれはそれで良いものという感じなため、そのスタンスで読まないとキツい。常に眼帯でその下は金色のコンタクト、腕に包帯を巻き授業中に叫び出し、自分設定を語る……ごめん、無理だわ。一人で勝手にやっているならまだいいものの、授業を妨害したり自分最強と思っていて人と会話をしようとしなかったり、周りを見ていないところが腹が立つ。クラスメイトも中二病に好意的な雰囲気のため、中二病好きなら楽しめるのかもしれない。
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アニメ版がそこそこ面白かったのでちょっと読んでみた。
この手の日常ゆるコメライトノベルにしては、セリフが少なくて地の文が多い。
最近の、セリフばかりの萌えライトノベルと比べると、よく言えば丁寧、悪く言えば手法が古臭い印象。
文章レベル的には、嫌になるほど下手ではないけど、引き付けられるような上手さもない。
アニメの方は声優の質や細やかな仕草などでキャラの魅力が高められているが、原作の方ではそれらに並べるほどの文章センスを感じられなかった。
ぶっちゃけ、アニメの方が面白いので、原作は読む価値ないかなと感じた。
ライトノベルでアニメより原作の方がつまらないと感じたのは、初めてじゃないかな?
と言うことで、放置。