メンフィス・ベル [DVD]

監督 : マイケル・ケイトン・ジョーンズ 
出演 : マシュー・モディン  エリック・ストルツ  テイト・ドノヴァン  ジョン・リスゴー 
  • ワーナー・ホーム・ビデオ
3.58
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感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988135526595

感想・レビュー・書評

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  • 「マトリックス」の主演を断ってでもマシュー・モディンが選んだ映画

    「メンフィス・ベル」

    第2次世界大戦時に英国の米軍基地から独爆撃に飛び立つ若者たちの話です。戦闘シーンはそれなりにえげつない部分もあり、当時の戦闘の激しさも垣間見れます。

    マシュー・モディンが主演なのでしょうが、10人の乗り組員全てが各人の持ち味を十分に発揮しており、見応えがあって大好きですね。

    なかでも話の前半戦で出撃前のダンスパーティーで空気の読めない宣伝将校が余計なことを言い放ち場の空気が変わった瞬間に仲間から押し出されるようにステージに上がり「ダニー・ボーイ」を歌った後部爆撃手のクレイ!

    僕の中では一番好きなシーンですね♪

    役名クレイの彼は誰かというと

    ハリー・コニック・JR

    彼は近年のジャズ界の中で間違いなくジャズの女神に一番愛されてる男でしょう。僕自身もジャズにはほとんど興味なかったのだがハリーのアルバムを入手してからは全て購入したくらいだw

    ハリーを映画の中で楽しみたいのなら

    「恋人達の予感」がお奨めです。間違いなくはまるはずです♪

    進化を止めない男って、やっぱり男の僕から見ても格好いいですね^^

  • 西部戦線にて24回の爆撃を行い生還した伝説の機体とその仲間たちのラストフライト。史実かどうかはわからないが、任務中酒飲んで木工してる奴いるし、自分が落とした敵機で新人機が墜落するとか、仲間が致命傷負ってるのに生還して笑顔とか、いや美談か??というのがなんともアメリカーンな愛国的映画でした。
    運がよかっただけ、みたいなの、何にも共感できねえ つまりそんなひどい作戦でたくさん兵士が死んだという戦争悪のことを思う。

  • 2022.8.3 BSプレミアムシネマを録画して

    実話をもとにした映画。
    第二次世界大戦末期、爆撃機メンフィスベルは最後の任務に出撃。

    ものすごくシンプルなストーリー。航空戦の映像がすごい。自分がまるで隊員の一人のように感じる。

  • 良い映画でした。★4.5を付けたい。
    単純な、戦時軍隊青春映画、の一言で片付けることができないくらい、戦争にまつわる色々なことが盛り込まれています。それが雑多な詰め込みとは感じず、むしろ爽やか青春物語に見える作りがすごいと思いました。
    爆撃が成功するシーンは、良かった!と応援する気持ちになりますが、瞬間、その下の惨劇を想像するととても複雑な気持ちになります。
    そんな小さな違和感を至る所で感じさせ、戦争が如何につまらないものかを伝えてくれる映画で、決して米国空軍讃歌の映画ではありません。

  • 別途

  • 第二次世界大戦、欧州戦線におけるドイツ爆撃作戦において、神がかり的帰還を果たし続けたメンフィス・ベルによる最後の攻撃を描いた。戦勝国による苦闘を描くものなので、何じゃかんじゃ言ってもまぁ、戦場の厳しさは抑え目か。確かに、青春物語という評が的を射ているとは思うなぁと。重苦しいばかりが全てではないのは勿論だし、本作を面白くないとまでは言わないが、ベトナムを描かなくなって、批評性・政治批判が後退していく90年代の洋画らしさを感じさせるところ。

  • 「トップガン」の第2次大戦版くらいに思ってたら、なんのなんの「トップガン」より全然面白い。

    まず、戦闘機ではなく爆撃機というところが興味深い。戦闘機と違って乗組員同士のチームプレーが重要なのは明らかで、彼らの対立や友情などがドラマを否応なしに盛り上げます。とにかく若き兵士たちの友情が熱い(この手の戦争映画にありがちなKYな恋人などが出てこないところも好感持てる)。最後に敵の攻撃を受けてぼろぼろになりながら帰還するところは「アポロ13」さながらの興奮と感動があります。

    また、高射砲がどれほど危険なのものか(弾を直接当てるのはなく、空中で破裂した無数の破片をぶつけるのだな)、レーダーのない時代に現在地や攻撃目標を捕捉するのがどんなに困難なことかなど、勉強になるというか、目から鱗が落ちる場面も多かったです。

    戦勝国側の一方的な英雄譚であることが気にならなくもないですが、それを上回る美点に溢れた作品だと思います。

  • 第二次世界大戦の欧州戦線において危険度の高い昼間精密爆撃に従事する米陸軍航空隊の爆撃機の若い搭乗員らの戦いを描く。
    周囲は迎撃機の群れと無数の対空砲火という極限の閉鎖空間で表出する若者たちの人間模様と勇気。
    激しい対空砲火、目標は煙幕でよく見えない。付近には市街地。このまま見当をつけたところに爆弾を投下して離脱するのか、それとも、再進入して煙幕が晴れるのを待つか…敵地上空での緊張感と機長の決断の場面は、スリルと男の格好良さが詰まった名シーン。
    日本空爆の容赦のなさを知っている日本人としては、全面的な感情移入はしにくい面もあるのだが、それにしてもクルーの友情と葛藤、勇気は良かった。

    史実に目を向ければ、彼らの戦いのわずか1年と数か月後には、ドレスデン、東京をはじめ、諸都市に対する無差別爆撃へと米軍の方針は転換され、彼らの示した勇気と良心はいとも簡単にかなぐり捨てられてしまっていたのが悲しい。

    この映画についてとある人と話をしたら、その人はアメリカの空軍大学で、米空軍の人とこの映画や空爆というものについて話したことがあるそうで、そのときの話から感じたこととして、米空軍の高級将校ですらww2の空爆の認識についてはヨーロッパ戦線が主で、日本空爆の実態については知らないか、語りたがらない者も多く、あの規模で行われたことに対する彼らの認識レベルの低さから考えても、向こうでは日本空襲の手法や理由について原爆以上に正当化しづらくタブーとなっている面があるという話をしてくれた。それでその人は、ドイツに対する空爆と日本に対するそれの違いにはやはり多少なりとも対象が同じ白人か、黄色人種かという人種の差というものがあり、それ故タブー化しているのだろうと感じたそうだ。日本人としてこの映画を鑑賞する時、実際の戦争がこの映画で描かれたような輝かしい勇気と良心のみに彩られたものでは決してなく、それは同時に、禍々しさやおぞましさに満ち溢れたものでもあったということだけは留意すべきだろう。

  • 戦争ものだけど
    青春群像ものだから
    綺麗な話でいいと思う。

    上手くできてるし
    単純にいい作品だと思います。

    息子も真剣に観てた(^^)/

  • 映像と俳優がとてもきれいだとしか。

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