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- / ISBN・EAN: 4933364610256
感想・レビュー・書評
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2020年12月7日鑑賞。犯罪者の隔離地域と化したニューヨーク、傭兵スネーク・ブリスケンは失踪した米大統領の救出のため単身潜入するが…。ジョン・カーペンター監督、カート・ラッセル主演のSF。バカバカしいようで深みがあったりする設定、安っぽいような手がかかっているような美術、やる気があるんだかないんだか分からない役者たち、印象に残るような残らないような音楽、となんともいえない魅力のある映画だ…。登場人物たちが皆口を揃えて「スネーク、名前は聞いているよ」と言う割に殴られたり捕まったりするスネーク、大丈夫か…?なんのかんの言って生還し任務を達成するあたりが彼の凄さなのか…?
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壁で囲まれ、重犯罪者を収監する巨大な監獄と化したマンハッタン島にエアフォースワンが突っ込み、無法者たちに囚われた大統領を、マンハッタン島に収監されるはずだった伝説の工作員スネーク・プリスキン元中尉が、無罪放免と引き換えに救出に赴く。
テーマソングも、ディストピアで世紀末な世界観も、静かで渋い主人公も、何もかもカッコよくて好き。ラストが痛快。
MGSやってるとニヤリとできるところがけっこうある。 -
1981年に思われていた1997年近未来。
そんなにお金を使っていないように感じるが、どことなく漂う気品のようなもの。
マンハッタンを監獄に、という設定の勝ちだが、
それをひとつひとつ現実っぽく見せていく演出がいいのだろう。
FF6でいうゾゾの街。つまり退廃。
暴徒の群衆を表現するのは主に影のみ。
あのゆるやかなメロディ。
リー・バン・クリーフとの会話。
そしてハリー・ディーン・スタントン(パリ、テキサス)の登場。
喰わせ者なのは結末の大統領。
タイムリミット設定は活かしきれず。
メタルギアへの影響は初めて知った。
テープのすげ替え。
スネーク・プリスキンは死んだと聞いていたが、という繰り返しの面白さ。 -
先日コメ欄でknktさんにジョンカーペンターの話で絡んだら、丁度BSでやってたので久しぶりに観た。
他の方も書かれてるけど、昔観たときは僕もそんなに面白いとは思わなかったんだけど、他のカーペンター作品を色々と観て、一周回った後で観るとかなり面白い!
序盤の武器が机の上に並んでるシーンは何回観てもゾクゾクする。
世界観とか設定を微妙に忘れてたけど、第三次世界大戦中?の近未来ディストピアSF。大統領のサミットとテープの目的がよくわからないのが盛り上がらない原因だけど、核融合の技術を東側に渡して停戦に持ち込みたかったのか、それとも…?
おはなしはベルリンの壁の内側、西ベルリンが封鎖されて物資を空輸したことが元ネタですかね。あと、アメリカ映画には多いけどオズの魔法使いとか。
冗談めかして言うことも多いけど、ジョンカーペンターはトリュフォーらヌーヴェルヴァーグ勢とけっこう近いと思う。アメリカでヒッチコックホークス主義というとやっぱりカーペンターかなと。主義というよりも、カーペンターはハワードホークス大好きですからね。
似てると意識したのは『華氏451』を観てからです。ディストピアものというのもあるけど、『ニューヨーク1997』『ゼイリブ』、そしてトリュフォーもカーペンターもテレビをかなり敵視している。
あと、カーペンターはホークスに限らずやはり西部劇で育ってるので(『荒野の七人』とかも大好きみたい)、リーヴァンクリーフは出したかったのかな。
そう考えるとスネークのアイパッチは、『勇気ある追跡』のジョンウェインか。
ウォルターヒルの『ウォリアーズ』や『バタリアン』なんかとともに、70年代末〜80年代の「ダサいパンクス」が出る映画はほんと良いですね。オーストラリアに飛び火して『マッドマックス』になったんじゃないかと。
『ストリートオブファイヤー』はファイナルファイトの元ネタになってるし、この映画はメタルギアなので、愛すべき80年代映画という感じです。
プロデュースしてるフランクキャプラ3世は、そのままお孫さんです。あと、特殊効果にジェームズキャメロン笑。 -
眼帯の人、声がちいちゃい。
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カーペンター先生のギャグセンスが素晴らしすぎて笑いがとまんない。
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ニューヨークがまるまる刑務所になってる世界。飛行機ジャックでそこに落とされてしまった大統領を、元特殊部隊の犯罪者が恩赦を条件に単身救出に向かう。メタルギアソリッドのモチーフになったらしい。スネークかっこいい~。
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メタルギアの元ネタとなった作品。
話の流れとか設定とか、主人公がスネークだとか眼帯だとか
そのままの部分も非常に多い。