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- / ISBN・EAN: 4988013379404
感想・レビュー・書評
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これは凄い映画ですね。戦場が生々しく再現されていて臨場感があります。RPGランチャーの威力は凄まじく、わらわらと押し寄せる武装した民衆とか、ひたすら恐ろしい地獄絵の世界です。しかしながら、1993年の戦い方など「超限戦」曰くクラシカルだそうです。無線が遮断され、AI搭載の無人機やドローンが飛び交う現代戦は更に恐ろしい。今現在も起こっているアフガンやミヤンマーの内乱を考えたとき、国連の無力さ、解決手段の喪失が露呈されたままです。
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※暴力及び流血、外傷、臓器の激しい描写が含まれる作品です。
【印象】
米軍精鋭を主とする多国籍軍とゲリラ的ソマリア民兵らの市街戦。
米兵に殆ど焦点が当てられているので偏り無く観たい人には向きません。
楽観の崩れ落ちる様。1993年。
【類別】
軍事、戦争。
史実に基づいた作品らしいです。
【脚本等】
戦闘が始まってからはその描写が延々と続きます。
【画等】
手抜きを感じず、臨場感を強く覚えました。
夜間については暗視装置の色演出も。
【音等】
音楽はロックや民族音楽風、クラシック風、他。 -
ここまでアメリカの敗北を描写としてリアルに、直線的に描いた戦争映画は無いのでは。
非常に好きな作品だが、ある意味同じく「敗北」を描いた『ゼロダークサーティー』には及ばない。
なぜなら結局この作品は、ソマリアで地獄のような目に遭う兵士達の虚しさを男同士の絆や友情みたいな、物語としてわかりやすい、ある意味「安直な」手段で描いて、そこを着地点にしてしまっているから。
『ゼロダークサーティー』であくまでも象徴として描ききったラストシーンでのマヤの涙には遠く及ばないのだ。 -
★★★
ソマリアでの内戦を止める為米軍が戦争に。
非常に評価高いけど特に主人公いなくてだれがだれかわからなく映像はすごいけど、で、何?
と言った感じ -
93年、ソマリアで起きた事実に基づいた映画とのこと。
当時の敵民族の将軍を捉えるために行った作戦の予定は当初1時間だったが…
ザルか?いきなりまじガチやばい状況に置かれるって18歳とか全然意識してなかったろうに…米兵に志願てやばい、軍隊というものを思う。
米国の、他国介入という政策で毎年よくまあPTSDの元軍人を作るなあと思います。 -
雪も降り、コロナ・ウィルス騒ぎで引き籠りDVD第二弾。
ソマリア内戦に介入した米軍とソマリア民兵との戦闘のお話。ヘビーな戦争映画。リドリー・スコット(エイリアン・ブレードランナー等の監督) 作品で、炎のディスクコマンドーでも紹介されていたので観た。戦争の悲惨さは実感される。リドリー・スコットはしかし、反戦映画としてこれを撮ったとは、思えないんだよね~。淡々と戦闘描写が続く、他国に行ってこんな苦労している米国兵が気の毒に思えてくる。。。。まあ、だれかが介入しないとという判断を国連がしたからこうなったんだろうが。。。。。