容疑者 デラックス版 [DVD]

監督 : マイケル・ケイトン・ジョーンズ 
出演 : ロバート・デ・ニーロ  フランシス・マクドーマンド  ジェームズ・フランコ 
  • パイオニアLDC
2.79
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988102900519

感想・レビュー・書評

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  • 2002年の作とのこと。21世紀における米国社会の病理を抉り出す作品である。すなわち、麻薬が社会の広範かつ隅々まで蔓延している米国(激烈な格差階級社会の米国の貧困と日本のそれとは全く違うので想像しにくいだろうが)。家族関係、特に父子関係の成立・形成・破綻が其処彼処で見受けられる米国。この社会病理部分が、余りにもあからさまに描写される。その一方、思いもかけずあの「デ・ニーロ」の枯れた男(とはいっても、彼女は居たんだよねぇ)、もっさりした刑事役を見れたのはなかなか良かった。

  • 時間があれば

  • もひとつ盛り上がりに欠ける。
    デニーロじゃなかったら観てないやろな。

  • 14/12/20 BS日テレで放送。2002年、アメリカ映画。主演:ロバート・デ・ニーロ。

     ニューヨーク市警殺人課の刑事・ビンセントは、妻と離婚し、現在は恋人のミシェルもいる。ロング・ビーチで起こった”ピカソ”と呼ばれる麻薬の売人が殺害された事件の担当になったビンセントは、調べを進めるうちに、離婚した妻・マギーとの間の子・ジョーイが容疑者として上がってきたことに驚く。そして実はビンセントの父親も幼女殺害事件で死刑になっており、この事件がきっかけでそのことも世間に明るみになってしまう。

     麻薬でラリっている状態&正当防衛ともいえる状態でジョーイが刺してしまっていることや、2番目の殺人事件はピカソ殺害の復讐のために別の人間が犯行を行っていることが描写されているため、サスペンス映画ではなくヒューマン映画でメインは親子の交流。離婚して交流が断たれたことで「捨てられた」と感じているジョーイと、続々と集まる証拠が息子を犯人と示していることがわかり、刑事として動かなければと思いながらも息子への特別な思いを捨てきれないビンセント。完全な銃社会では見つけられる=射殺もありえるアメリカだからこそのストーリー運びだったけど、なぜかあんまり感動できず。息子の人間性が疑問だらけなので、それを信じようとしているのがただの親バカにしか映っていないから?結局どれくらいの刑になったのか、恋人とも別れたままなのかなど、話も中途半端なところで終わってしまってるしなぁ。

  • バカで情けない役をやる時のジェームズ・フランコが好きすぎる。

  • 殺人犯の子供が刑事になり、自分の息子が殺人犯になるというなんとも救われない男の人生を描くドラマ。重い十字架を一人で背負い、それでも家族を愛し生きていく孤独な男。自らの選択ではない不幸に見舞われる不遇さは、平凡に生きられることがいかに幸せなことなのかと痛感させられる映画でした。ラストの表情は胸に刺さりました。

  • 退屈な映画だと思っていたら、最後のデ・ニーロのワンシーンでカタルシスを得られました。

  • 最近のロバート・デ・ニーロを観ていると芸風が変わってきたような気がする。眉間に皺を寄せて葉巻をくわえた表情が頭の中に浮かぶ一番だが、このところの作品は小さな主題ではあるが人情味の好々爺的な表情を多く見かける。

    本作もどちらかと言えばそんな感じかな。自分の仕事の忙しさから浮気をされ、離婚の果てに子供を失うそしていま息子が人生をなくそうとしている。昔のような派手さはないがじっくりとした演技を見せている。

    「容疑者」

    笑顔の可愛い息子が薬に溺れ、殺人を犯し次々と災難が訪れていく人生の冬が一瞬に訪れるデニーロだが愛を訴えハッピーエンド?どこか微妙なんですよね~というよりもストーリーがありきたりでネタばれは必死だし、何で最近のハリウッドはこんな作品に大物を起用するんだろうなぁ~って思うわ

  • 雰囲気はあるが内容は普通。

  • なんか軽く泣けた

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