ダークマン [DVD]

監督 : サム・ライミ 
出演 : リーアム・ニーソン  フランシス・マクドーマンド  ラリー・ドレイク 
  • ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
3.47
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本棚登録 : 124
感想 : 35
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4560128829601

感想・レビュー・書評

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  • リーアム・ニーソンがめちゃくちゃ若い!
    男前なんだけど リーアム・ニーソンもデンゼル・ワシントンも歳取ってる方が好きだな。

    人工皮膚の開発に取り組む科学者ベイトン・ウエストレイク博士(リーアム・ニーソン)が不運すぎる。
    醜い姿になってしまったベイトンが気持ち悪いからホラー?と思いきや 時々笑わそうとしてる?っていうシーンがあって娯楽映画としては面白かった。
    復讐の鬼と化したベントンのラストがやはり不運としか言いようがないな。

  • 人工皮膚の開発に従事する若き科学者、ペイトン・ウェストレイク(リーアム・ニーソン)は、恋人で弁護士のジュリー(フランセス・マクドーマンド)が手に入れた土地の再開発にからむ収賄事件の証拠書類を持っていたことから、突然デュラン(ラリー・ドレイク)ら殺し屋一味に襲われ、書類を渡せと拷問を加えられた末に実験室に火をつけられる。
    全身に大火傷を負いながらも奇跡的に一命を取りとめた彼は、全ての神経を切断されて感覚が麻痺した結果、抑制力を失ない超人的な力を発揮するようになっていた。
    その夜病院を抜け出したペイトンはジュリーのもとへ向かうが、変わり果てた姿となった彼をジュリーが見分けられようはずはなかった。
    失意の中ペイトンは廃工場の暗闇の中に身を潜める<ダークマン>となって、超人的な努力で人工皮膚の研究を再開するが、それはまだ実験段階で、どうしても光に弱く99分で分解してしまうのだった。
    一方、ジュリーはデュランを雇ったのが不動産業界の大立者ルイス(コリン・フリールズ)であることを知り問いつめるが、彼は動じないばかりか、逆に彼女に自分の片腕にならないかと迫る。
    そんな中、在りし日のペイトンの姿の仮面をかぶったダークマンが再びジュリーの前に現われる。
    死んだと思っていた恋人の生還に喜ぶ彼女に、彼はどうしても自分のありのままの姿を見せることができず、いつも治療があるといっては皮膚の分解する前に消え去るのだった。
    そしてついに、ダークマンの復讐が開始される。
    人工皮膚を使って変装した彼はデュラン一味の1人1人になり替わることによって、彼らを仲間割れに追い込み、1人ずつ仕留めてゆく。
    そんな不審な死亡事故の連続にダークマンの正体はペイトンではないかと疑ったジュリーは、ペイトンに変装したダークマンの後を追い、正体を知っても驚かない、復讐に協力する、と告げるが、ペイトンの生存を知ったルイスは彼女を人質に取ってダークマンに挑戦してきた。
    ヘリコプターを使って攻撃してくるデュランを倒したダークマンは、高層ビルの建設現場でついにルイスと対決する。
    壮絶なバトルの末ダークマンは勝利を収めるが、思わず駆け寄るジュリーに彼は、「仮面をつけると中身まで変わる」と言い放つや、真のダークマン--誰でもない者になって雑踏の中に消えていった。
    小さい頃からコミックに多大な影響を受けたサム・ライミ監督が、悩めるダークヒーローが活躍するアクション映画に挑戦した意欲作。
    全身火傷の治療の副作用で怒りがコントロール出来ず心で怒りが増幅する心理や人工皮膚を開発していく様子を巧みな映像のカット割りで表現するサム・ライミの巧みなビジュアリストぶりが上手い語り口、研究所で人工皮膚を使って撹乱して倒したりヘリコプターからワイヤーで吊り下げられる中でのアクションシーンやビルの工事現場での格闘アクションなど後の「スパイダーマン」のアクションシーンの原点を見出だせる迫力満点のアクションシーン、「オペラ座の怪人」のファントムのような異形故のペイトンの悲しみと怒りそしてペイトンの変わり果てた姿を見てもペイトンを愛するジュリーの純愛、アメコミヒーロー映画が好きな人なら楽しめる傑作ヒーローアクション映画。

  • サム・ライミ監督で、リーアム・ニーソン、フランシス・マクドーマンド(当たり前だが二人とも若い)だったので観たが、アメコミ・B級な作風は肌に合わず。全く興味をそそられなかった。

  • 薬品に顔面をぶっこむ拷問、その結果の二目と見られない火傷……幼稚園児のわたしにフェチを仕込んでくれた大切な作品。
    主人公のペイトンが自分の顔を見てショックを受ける描写も好き。
    彼は天才科学者で皮膚の研究をしているので、人工皮膚が崩壊するまでの99分間だけは火傷を隠し、普通の人として生きられる。その設定がなんとも切ない。
    包帯巻いてたり画角の問題だったりして、ラスト付近まではペイトンの崩壊した顔面を真正面から見ることができない。で、ここぞ!というシーンでドアップになる演出。鳥肌がたつ。
    ラストももの悲しくて、これからのペイトンの生活を想像すると鬱々となるね……よき……

  • 音楽が「バットマン」のダニー・エルフマンなので、ダークヒーローかと思いきや、ひたすら復讐。正義とか街を守るなんて一切なし。ホラー出身の監督なのでずっとB級なのかと心配したが、後半の爆破量の多さや主演のニーソン、マクドーマンドの演技力でなんとかサマになっている。むしろ最後まで観れる。時間もバッサリ短くて良い。後の大作アクション映画にも影響を与えたであろう、怪作。

  • カテゴリーはヒーローものだけど、やっていることは個人的な復讐。その行為と見た目のダークさが良い。少しコミカルに見えるところもあるので、残虐さも幾分薄れている(本格的にグロいシーンは元から描かれていないけれど)
    姿が変えられるけれどタイムリミットがあり、強いといっても痛覚等リミッターが壊れているだけで超人ではない制約付きのヒーローはなかなか面白かった。

  • 役者生活12年目の作品。最近ではアクションスターになってしまったかのように60代でガンガンアクション映画に出演しているリーアム・ニーソンだが若い頃にアクションとも呼べそうにないこんなアクション映画に出ていたとは!

    多くの名作に出ているが「ラブアクチュアリー」で妻を亡くし、打ちひしがれた姿……そんな彼は2009年に作品と同じことが実際におきてしまう。作品以上の苦しみと悲しみを背負ってしまう。その反動からなのか翌年の2010年からの出演数が増えているようにも感じる。体の酷使が気になって仕方がない…

    「ダークマン」
    https://www.youtube.com/watch?v=L58rdhCfDIU

    当時からしたら面白かったのかもしれませんが、いま改めてみると…まぁ~期待はしていなかったがリーアム・ニーソンの若いこと若いこと!格好いいですよね~。

    マフィアに襲撃されて顔半分を失った科学者が蘇生するのですが、蘇生しただけで強くなっていないのが笑える。どうせなら強くしてもらいたかったのですが、そんな設定は無かったですね~

  • 掛け値無しの傑作。B級だけど。
    こーゆー映画が楽しめる人間でよかったと、自画自賛。

  • 早すぎたダークヒーローものといったところか。CGも当時はそれなりに斬新だったんでしょうけど…。

    リーアム・ニーソンって「シンドラーのリスト」以前の仕事って全然知られていないので、これはなかなか貴重。やはり年取ってからのほうがかっこいいなー。

  • 90年の映画だから、今見ると古い感じは否めない。ただ、ストーリーや映画全体のテンポ感など、今見ても十分と楽しめる。全身包帯巻きにコートとハットという姿はカッコいい。孤独なヒーロー映画、必見です。

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