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- / ISBN・EAN: 4527427652187
感想・レビュー・書評
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伝統を受け継ぐ大切さ。
マオリの魂の神聖さ。
主人公の女の子が可愛い。
クジラに乗るシーンは感動しました。
ニュージーランドにまた行きたくなった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
映像が美しい
伝統を守ろうとする祖父
期待に答えたい少女
純粋な少女に心打たれます -
マオリ族出身の作家ウィティ・イヒマエラの原作を、ニュージーランドの女性監督ニキ・カーロが映画化。時代の流れの中で次第に伝統的価値が薄れつつあるマオリ族を舞台に、伝統を守ろうと奮闘する長老たちの苦悩や、女であるために伝統を継ぐことを許されない少女がそれでも因習を打ち破り自ら運命を切り開こうとする一途な姿を描く。
ニュージーランドの小さな浜辺の村。祖先の勇者パイケアがクジラに導かれこの地へ辿り着いたという伝説を語り継ぐマオリ族。彼らは代々男を族長として村を守り続けてきた。ある時、族長の長男ポロランギは双子の男女を授かった。だが、喜びも束の間、男の子と母親は出産時に命を落としてしまう。ポロランギは悲しみに暮れ、一人娘を残して村を去って行った。娘は伝説の勇者と同じ名前パイケアと名付けられ、祖父母のもとで育てられる。パイケアが12歳になった時、村では彼女と同年代の少年たちが集められ後継者育成の訓練が始まる。しかし、女であるパイケアはその訓練への参加を許されなかった…。
ニュージーランドの作品は初めて見ました。とにかく映像がキレイだなっていうのが最初の印象です。内容に関してですが、マオリ族の娘、パイケアを中心に描かれています。代々、族長として村人を導いてきた一族の少女は自分が祖父に受け入れてもらいない悲しみ、そしてそんな女性では伝統を受け継げないという伝統、慣習に正面からぶち当たっていってるのがすごいです。さらに演じている女性にも魅力的です。
ですが、最後のラストシーンがよくわかりません。きっと理解したら感動する場面なのかもしれませんが、私にはただ、やりすぎてて、ちよっとオーバーすぎるし、何を伝えたいのかわからないなって思ってしまいました。
そこが少し残念です。 -
大好きな人に受け入れられないつらさのなかで、
それでも健気に生きていく。
パイケアの力強さがいい。
クジラや人間模様など素敵な映像がたくさんある。
よくある話だけれど、
その平凡さを、主人公の少女がカバーしているとおもう。 -
マオリ族のお話。
伝統を守るってなんだろう??と考えさせられる。 -
の子だから、後が継げない。
でも一番にマオリ族のことを思っている。
その切なくて甘い表情が
なんともいえない。
ドラマ的に
族長であるおじいちゃんの葛藤が
哀しい。
エンタテインメントとして
見せ方は確かに地味だけど、
「出来事」というものの積み重ねから
切々と訴えるものがあって良い映画。 -
ポエティックで非常に美しい映画。静かな感動を呼ぶ。
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祖父と孫娘の人間関係をたんたんと描く。豊かな自然と自分達のアイデンティを誇りにしながら生きるマイノリティの生き方がよい。
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ナウシカが引き合いに出されることが多いが、現実の世界の首長は、決して首長らしい能力を持って生まれるのではなく、敬愛する人に認められるべく死にもの狂いで努力をするからこそ、首長になれるのだと思った。
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芯の強い女の子最高です