ブラームス:4つのバラード、2つのラプソディ、間奏曲集

アーティスト : グールド(グレン) 
  • ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・音楽
  • / ISBN・EAN: 4547366017335

感想・レビュー・書評

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  • 瞑想。心が洗われます。

  • 「バラード」というのはもともと中世の吟遊詩人の歌唱形式を指したものらしいが、いまではスロー・テンポの感傷的なラブ・ソングという程度の意味合いとして受け取られている。
    ブラームスの時代には古典派のソナタ形式に則らないより自由な楽曲のことを言ったようである。バロック的対位法の追及を終生の仕事としたグールドにとって、このような左手が伴奏に終始する曲はどうだったんだろう。これ以外のピアニストを聴いたことがないので解釈の特徴をつかみきれないのが残念だ。ホットなのは2つのラプソディ。ロマンの炸裂という風情だ。
    古典派からロマン派、そして印象派へと続く歴史が聴こえてくる。

  • ブラームスもグールドにあうね

  • 間奏曲をききながらうたたね。

  • グールドは意外にもブラームスと相性が良い&ブラームスは意外と小品が良い。

  • グールドといったらバッハなのでしょうし、どれも大好きですが、1枚選ぶなら私はこのブラームスの間奏曲(インテルメッツォ)集です。鼻歌を交え淡々と弾かれる音に、精神を愛撫されるようなエロティックささえ感じます。

  • 最晩年のブラームスのバラード・ラプソディと20代半ばの間奏曲集の二枚組みである。グールドといえば、バッハのイメージが強固であるが、私は、このCD、特に、脆く儚い間奏曲集が最も好きだ。晩年の音にも青年期の音にも、拭いがたい孤独がある。だが、全く、異質の孤独だ。キリマンジェロの雪の冒頭に出てくる豹のエピソードの孤独…それが、間奏曲集の孤独だ。

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