天使のくれた時間 デラックス版 [DVD]

監督 : ブレット・ラトナー 
出演 : ニコラス・ケイジ  ティア・レオーニ  ドン・チードル  ジェレミー・ピヴェン 
  • ジェネオン エンタテインメント
3.64
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  • (4)
本棚登録 : 492
感想 : 111
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988102035839

感想・レビュー・書評

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  • 解説:  (Yahoo!映画より)
    優雅な独身生活を謳歌していたビジネスマンが昔の恋人との“もうひとつの人生”を体験することで本当の幸せに目覚める姿を描いた大人のファンタジー。成功を夢見て恋人ケイトと別れロンドンへ旅立ったジャック。13年後のいま、ジャックは大手金融会社の社長として、優雅な独身生活を満喫していた。クリスマス・イブ、昔の恋人ケイトからの電話があったが、かけ直すことはしなかった。その夜、自宅で眠りについたジャックだが、目覚めると、ケイトと我が子2人に囲まれた家庭人ジャックになっていた……。




    あの時、違う決断をしていたらどうなっていただろうなぁと考える事は今はもうあんまり無いかなぁ。
    年齢とともに そう考えてみたところで あの時の自分の決断だったのだからと思うようになったな。
    昔の事をいつまでも考えるのがめんどくさくなったというのもある。笑!
    なかなか先に進めなくなるよね。
    今とこれからの方が大切!
    こう考えれるようになったら 少し生きやすくなったと感じています。
    この映画の主人公・ジャックはケイトと結婚して子供達との生活の方が幸せと感じたんだね。
    子供の寝顔や笑顔って 今までに感じたことのない幸福感を感じるもんね。….と私はその頃、感じていました。
    赤ちゃんの匂いも大好きでした。

  • 人生の大きな転機となる場面は生きていれば何度かあるもの。
    主人公ニコラス・ケイジ演ずるジャックは制止する恋人ケイトを振り切り留学へ。13年後、その結果ジャックはニューヨークのウォール街で大成功し、金融会社の社長として独身生活を謳歌していた。
    そんなジャックが13年前の転機である留学を辞めていたらどうなっていたか、というifを体験し、幸せとは何かということを気付かせてくれるファンタジー映画。

    人はそれぞれ価値観があり、何をもって幸せと感じるかは千差万別。自分が目指して得たものがそれであったなら言うことはないだろう。ただ、やはりそれらは体験しないと気付かないものも多く、更には失うことで気付くことが少なくない。そして、そのどれもを体験することは不可能。
    がむしゃらに目標に向かって突っ走るのも悪くはないが、だからこそ時には広い目で周りを見て、人の意見を聞き、自分の人生を考えながら舵を修正していく事が大事。

    なんてことを考えながら鑑賞。

    最後に、『天使のくれた時間』というこの映画のタイトルにある天使とは…。
    ぼんやりしてたら、ドン・チードルが演じている黒人のことなのかなと思いがちだけど、天使というには何か違和感。この映画で天使と呼ぶにふさわしいのは…って考えたら、それは娘のアーニーなんじゃないかなと。アーニーが居なければジャックの心はあんなふうに変わらなかったはず。

    そんなアーニーがあのままの可愛さで再びこの世に生まれてくることを切に願うw


    3.8点

  • だれでも、「もしあの時あっちを選んでいたら」って思う気がするんですが、「あっち」を選んだ後を体験できたニコラス・ケイジは最終的にそれを夢見て新しい選択するのかな?

    とはいえ、子どもたちが改めてできるわけでもないし、なんつーか、中途半端な気もしました。あと、ニコラス・ケイジは、元々、後悔していたわけでもないしな。

    でも、奥さんキレイだし子どもたちカワイイし、またあの世界ができたらいいのに、と思える感じでした。ニコラス・ケイジさんは間延びしたあの顔がカッコイイと思えないのであんまり見てないけど、やっぱり結構いいお父さん役しますよね。なかなかステキな作品でした。

  • ティアレオーニの魅力がいっぱい。特に最後に空港のロビーで二人で静かに語りあうシーンは最高。あの時違う道を歩んでいれば……

  • 誰しも一度は考えた事がある、あの時のもう一つの選択肢を選んだ後の世界。
    本当の幸せはお金や地位や成功ではない。
    そんな昔からよくある「本当の幸せに気付け」系の映画ですが、とてもストレートかつチャーミングに伝えてくるので、嫌いではなかったです。
    展開の唐突さと無関係さが気になるとストーリーに入っていけませんが、使用されている楽曲も珠玉の名曲ばかりなので、割り切って物語に浸るのが正しい観賞方法だと思います。

  • * 王道のラブコメといった感じ。netflixで見たんだけど、画質古いなーと思いつつ、それが2000年の映画だということに驚愕。そうか…もう18年も前なのか。
    * 妻役の人、ディープインパクトに出てた人か。すごく美人で役にもハマっていた。
    * 頭も使わずゆっくりと見るのにちょうどいい映画。

  • 最近では珍しくなくなってきたイフもの。大金持ちの独身男が、貧しい家族持ちになる。金か愛かというちょっとベタな選択肢。愛に落ち着くのに決まってるので後はそのプロセスを楽しみだけ。
    ラブコメとして日本のドラマでもテーマにできそうな内容だけど、絶妙なさじ加減。本場ラブコメは一味違う。
    後半、愛中心の生活の大切さに気がついた主人公だが、また元の生活に戻ってしまう。しかしその世界では奥さんの方も一人で、仕事中心に生活をしていた。今度は主人公が愛中心の生活に引っ張り込む。
    何が愛優先だよ、子ども二人も産んであれだけかわいいなんてところが非現実的とかいろいろあるのだけど、クリスマスシーズンにのんびり見る映画としては良質なのでは。

  • 恋人と空港で別れる間際、このまま別れたら嫌な予感がする、いかないでと彼女に懇願されるも、それを蹴って仕事を選んだ主人公。
    仕事は大成功を納め社長になったが、生活は寂しく恋人もいないまま。
    そんなある日、店で銃を持ち出した男性を諌めたところ、次の日目を覚ますと昔の恋人と結婚し子供もいて郊外に暮らす生活に置き換わっていた…

    主人公がニコラス・ケイジだから、どうにも悪役に見えるしドンパチ始まりそうでソワソワしますがちゃんと恋愛映画でした笑
    「天使がくれた時間」というロマンチックなタイトルだけど、天使は天使と分かりやすい見た目をしていないのが面白かった。

    恋人と結婚していると、郊外での暮らしでも子供と共に幸せに暮らしていて…という人生だったが、結局あれは夢なのか別次元なのか、元の生活に戻ってしまう。
    そこから恋人と連絡を取るけど、子供はいないままなのがなんだか切ない…その後結婚するとその子供たちが産まれるんだろうか…

  • グッとしまる感じはなかったけど面白かった。
    結局2人して両方手に入れた感じでめでたし。
    奥さんも子供達も可愛かった。

    ストーリー
    ウォール街の企業の社長として成功している男ジャックはクリスマスイブの夜に妙な黒人男と出会う。その翌朝目覚めると、13年前に別れたはずの恋人と家庭を築き、2児の父となった「もう1人のジャック」となっていた。自動車用品店での仕事、典型的な郊外住まいの隣人たち、そして妻や子どもがそばにいる暮らし。それまでの人生とはあまりにも違う生活だったが、その生活を続けるなかでジャックはあることに気付いていく…。
    前半部のあらすじだけを紹介すれば、「もしもあのとき別の選択肢を選んでいれば別の(もっとすばらしい)人生が待っていたのに」という決して目新しくない話のように思えるのだが、後半になって意外な展開となる。まったく別の人生を選択したはずの2人のジャックは、やがて「お互いに近づいていく」のだ。
    家庭での安らかな幸せと、仕事で認められ昇りつめる幸せ、人は必ずしも「どちらかを選ばなければならない」わけではなく、本人の志と努力次第でどちらも手に入れることができる。そんな非常にアメリカ映画らしいポジティブなメッセージがそこにはある。実はこの映画、ぱっと見の印象よりずっとヒネリが効いている。(安川正吾)

  • 結婚記念日、忘れられたら寂しいよな。
    大切にしてきた事、でも相手にとっては大切じゃなかったのかな?
    お金や地位や名誉よりも、もっと大切な物忘れてしまったのかな…とか、そんな風に自分に置き換えて観ていました。

    大人になると、仕事をし得たお金や地位…仕方がないのかなと葛藤したり…だからこそ彼の気持ちも奥さんの気持ちも分かる様な。

    あの時とは違った選択をしていたら?
    相手を想う気持ちや、大切に守りたい物への再認識が出来るのにって。

    結婚生活って、誰かと付き合うって良い事ばかりじゃなくて。
    でも相手を想う気持ちがあるからこそ、仲直りしたくて背伸びしたり時に嘘をついたり…。

    仕事人間だった彼が、少しづつでも確かに父として夫となって行く姿に微笑ましく思いました。

    現実はそうはいかないからこそ、今を大切に焦らずゆっくりと見つめていきたいと思った。
    仕事もプライベートも上手にバランスを取れる程人は器用ではないけれど、支えてるくれている人がいるという事。
    影なから応援している人がいるという事を、忘れずに生きていきたい。

    幸せって、誰かと共有する事で感じる物だと教えてくれています。
    物で溢れる人生よりも心に沢山の積み重ねを。

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