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- / ISBN・EAN: 4988102035839
感想・レビュー・書評
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解説: (Yahoo!映画より)
優雅な独身生活を謳歌していたビジネスマンが昔の恋人との“もうひとつの人生”を体験することで本当の幸せに目覚める姿を描いた大人のファンタジー。成功を夢見て恋人ケイトと別れロンドンへ旅立ったジャック。13年後のいま、ジャックは大手金融会社の社長として、優雅な独身生活を満喫していた。クリスマス・イブ、昔の恋人ケイトからの電話があったが、かけ直すことはしなかった。その夜、自宅で眠りについたジャックだが、目覚めると、ケイトと我が子2人に囲まれた家庭人ジャックになっていた……。
あの時、違う決断をしていたらどうなっていただろうなぁと考える事は今はもうあんまり無いかなぁ。
年齢とともに そう考えてみたところで あの時の自分の決断だったのだからと思うようになったな。
昔の事をいつまでも考えるのがめんどくさくなったというのもある。笑!
なかなか先に進めなくなるよね。
今とこれからの方が大切!
こう考えれるようになったら 少し生きやすくなったと感じています。
この映画の主人公・ジャックはケイトと結婚して子供達との生活の方が幸せと感じたんだね。
子供の寝顔や笑顔って 今までに感じたことのない幸福感を感じるもんね。….と私はその頃、感じていました。
赤ちゃんの匂いも大好きでした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
人生の大きな転機となる場面は生きていれば何度かあるもの。
主人公ニコラス・ケイジ演ずるジャックは制止する恋人ケイトを振り切り留学へ。13年後、その結果ジャックはニューヨークのウォール街で大成功し、金融会社の社長として独身生活を謳歌していた。
そんなジャックが13年前の転機である留学を辞めていたらどうなっていたか、というifを体験し、幸せとは何かということを気付かせてくれるファンタジー映画。
人はそれぞれ価値観があり、何をもって幸せと感じるかは千差万別。自分が目指して得たものがそれであったなら言うことはないだろう。ただ、やはりそれらは体験しないと気付かないものも多く、更には失うことで気付くことが少なくない。そして、そのどれもを体験することは不可能。
がむしゃらに目標に向かって突っ走るのも悪くはないが、だからこそ時には広い目で周りを見て、人の意見を聞き、自分の人生を考えながら舵を修正していく事が大事。
なんてことを考えながら鑑賞。
最後に、『天使のくれた時間』というこの映画のタイトルにある天使とは…。
ぼんやりしてたら、ドン・チードルが演じている黒人のことなのかなと思いがちだけど、天使というには何か違和感。この映画で天使と呼ぶにふさわしいのは…って考えたら、それは娘のアーニーなんじゃないかなと。アーニーが居なければジャックの心はあんなふうに変わらなかったはず。
そんなアーニーがあのままの可愛さで再びこの世に生まれてくることを切に願うw
3.8点 -
ティアレオーニの魅力がいっぱい。特に最後に空港のロビーで二人で静かに語りあうシーンは最高。あの時違う道を歩んでいれば……
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誰しも一度は考えた事がある、あの時のもう一つの選択肢を選んだ後の世界。
本当の幸せはお金や地位や成功ではない。
そんな昔からよくある「本当の幸せに気付け」系の映画ですが、とてもストレートかつチャーミングに伝えてくるので、嫌いではなかったです。
展開の唐突さと無関係さが気になるとストーリーに入っていけませんが、使用されている楽曲も珠玉の名曲ばかりなので、割り切って物語に浸るのが正しい観賞方法だと思います。 -
* 王道のラブコメといった感じ。netflixで見たんだけど、画質古いなーと思いつつ、それが2000年の映画だということに驚愕。そうか…もう18年も前なのか。
* 妻役の人、ディープインパクトに出てた人か。すごく美人で役にもハマっていた。
* 頭も使わずゆっくりと見るのにちょうどいい映画。 -
最近では珍しくなくなってきたイフもの。大金持ちの独身男が、貧しい家族持ちになる。金か愛かというちょっとベタな選択肢。愛に落ち着くのに決まってるので後はそのプロセスを楽しみだけ。
ラブコメとして日本のドラマでもテーマにできそうな内容だけど、絶妙なさじ加減。本場ラブコメは一味違う。
後半、愛中心の生活の大切さに気がついた主人公だが、また元の生活に戻ってしまう。しかしその世界では奥さんの方も一人で、仕事中心に生活をしていた。今度は主人公が愛中心の生活に引っ張り込む。
何が愛優先だよ、子ども二人も産んであれだけかわいいなんてところが非現実的とかいろいろあるのだけど、クリスマスシーズンにのんびり見る映画としては良質なのでは。 -
グッとしまる感じはなかったけど面白かった。
結局2人して両方手に入れた感じでめでたし。
奥さんも子供達も可愛かった。
ストーリー
ウォール街の企業の社長として成功している男ジャックはクリスマスイブの夜に妙な黒人男と出会う。その翌朝目覚めると、13年前に別れたはずの恋人と家庭を築き、2児の父となった「もう1人のジャック」となっていた。自動車用品店での仕事、典型的な郊外住まいの隣人たち、そして妻や子どもがそばにいる暮らし。それまでの人生とはあまりにも違う生活だったが、その生活を続けるなかでジャックはあることに気付いていく…。
前半部のあらすじだけを紹介すれば、「もしもあのとき別の選択肢を選んでいれば別の(もっとすばらしい)人生が待っていたのに」という決して目新しくない話のように思えるのだが、後半になって意外な展開となる。まったく別の人生を選択したはずの2人のジャックは、やがて「お互いに近づいていく」のだ。
家庭での安らかな幸せと、仕事で認められ昇りつめる幸せ、人は必ずしも「どちらかを選ばなければならない」わけではなく、本人の志と努力次第でどちらも手に入れることができる。そんな非常にアメリカ映画らしいポジティブなメッセージがそこにはある。実はこの映画、ぱっと見の印象よりずっとヒネリが効いている。(安川正吾)