ザ・インタープリター [DVD]

監督 : シドニー・ポラック 
出演 : ニコール・キッドマン  ショーン・ペン 
  • ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
3.11
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本棚登録 : 308
感想 : 65
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4580120514145

感想・レビュー・書評

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  • うーむ、なんとまあ。大好きなショーン・ペン、綺麗でキュートなニコール・キッドマン。でもそれだけ。2人の絆も関係も、何がどう進んでどうしてそうなったかも分からず、セリフもダサい(翻訳のせい?)残念。

  • 名匠シドニー・ポラック監督の遺作。「スクープ」「ザ・ファーム」に通じる如何にもシドニー・ポラック的な作品で、かつワイドスクリーンがとてもいい。細部に拘る職人芸監督の本領発揮。ショーン・ペンもニコール・キッドマンもあまり好みの俳優ではなかったが、この映画でちょっと見直した。駄作がない監督なので安心して観れた。

  • Another New York related title, which was brought up to the top of my Netflix queue simply because UN's General Assembly is being held right this moment. Recent active Ahmadinejad related broadcasting gave me a real-time feeling to this movie.

    I had a strange feeling when she started playing a wooden flute. The last time I was there, which means when I was at the General Assembly Room, it was to listen to notes of flute.

    There were many other moments I couldn't feel anything if I watched this one two years ago. One of the moment I felt that way was when the bird's-eye view from the above Queensborough Bridge was taken while the African villain's car is coming into Manhattan from JFK. I just felt like it is a part of everyday life while watching that scenes.

    To be honest, I am another person who is likely to choose the side "let him drown", just like he said in the middle of story. The day I can be on the other side of the river would be the day I grow up somewhat. I hope this day comes to me sooner.

    Stay alerted in buses running around Brooklyn...

  • ニコール・キッドマンとショーン・ペンの映画。
    ニコール・キッドマンは、これまで「アザーズ」と「ホワイトマウンテン」しか観たことなく、キレイだけど、ただそれだけの女優というぐらいにしか考えていませんでしたが、この映画を観ると、複雑な役柄を演じることもできるんですね。
    というより彼女のキャリアをみると、「めぐりあう時間たち」とか「冷たい月を抱く女」とか「ムーランルージュ」とか「白いカラス」とか、観たいと思って見逃した評価の高い映画に数多く出てる女優なんですね。
    キレイなだけの女優と思っていたのはまったくこちらの認識不足でした。

    ニコール・キッドマンはもちろん非常な美貌の持ち主ですが、よく見るとクールな美しさの中に、あどけなさを残していて、それが美しさをよりきわだたせています。この映画で彼女をはじめて気に入りました。

    ショーン・ペンは、「アイ・アム・サム」で初めて観て、「ミスティックリバー」の渋いカッコよさに唸らされました。この映画でも渋い渋い。アゴが二つに割れて眼窩がへこんで錆声という、アメリカ映画に常にいる渋い大人の俳優です(リチャード・ウィドマークからマイケル・ダグラスまで)。

    この2人がそろっていて、監督が「愛と哀しみの果て」「コールドマウンテン」シドニー・ポラックだったら、成功は約束されたようなもの。そのとおりなかなか面白い映画でした(といってもあの有名な「愛と哀しみの果て」は見てないんですが)。

  • ドキドキする展開。
    国連を舞台にした社会派サスペンス。
    ニコールキッドマンとショーンペンの素晴らしい演技が良かった。

  • 社会派未満の、非アクション・サスペンス映画。ショーン・ペンが、良い意味で、思った以上に渋い中年役者になっていたのには驚いた。彼目当てで作品をあさってもいいかもしれない。

  • キャストに惹かれて見た作品。国連で同時通訳として勤務している女性が、出身国でもあるアフリカのある国の大統領暗殺計画を偶然に耳にしてしまったことで、警護を受けることになるが・・・という内容。

    とにかく情報密度濃すぎというか、一つ一つの場面、セリフを伏線としてきちんと整理しないと、理解できない構成。

    「ボディ・ガード」っぽい流れか?と安易に想像してしまったけれど、全く違ってた。ニコール演じるシルヴィアの素姓、過去がこの物語を理解するための重要なカギ。

    それにしてもアメリカって国は、国連があるがために、人種のるつぼであるがために、自国とさほど利害関係がなさそうな国の面倒も引き受ける可能性があるのね。テロの脅威に戦々恐々とせざるを得ない現実に、改めてナットク。

  • 主人公陣が豪華な普通なサスペンス。
    TVで21時からやるような感じ。

    ある意味、安心感と安定感のある展開。

  • 字幕: 戸田奈津子

    アフリカの一国家の独裁者に暗殺計画が持ち上がるのを、国連の通訳が聞いてしまい…という政治サスペンス。

    設定は面白いし、監督の意図と思われる政治的なメッセージもしっかりあるし、なかなか骨太な作品ではある。しかし当該国の政情も、対抗勢力との相関関係も、通訳のバックグラウンドも、明らかになるまでにかなり引っ張り、しかもその間に挟まれるシーンがそれほど重要でない場合もあったりして、最近の映画と比較すると無駄に時間を費やしている感が無きにしも非ず。

    願わくば、余計な場面を削ぎ落として、メイン2人の人物描写をもっと掘り下げてもらいたかった。(ショーン・ペンが手紙を読んで涙するくだりとか、それまでの人物像からすると違和感が。)

    でも2005年の作品だったら、これもありなのかな…。

    (なっちゃんにしては珍しく)キャラの定まらない訳も気になったかも。

  • 国連の会議通訳の女性が、偶然にもアフリカの内戦国トップの暗殺計画を国連内で耳にしてしまったことから命を狙われるお話。

    彼女がそもそもその内戦国からやってきた二重国籍者で、家族を内戦で失っていることから、アメリカの政府機関は彼女自体を疑うことに…。

    国連の会議通訳って複数国の海外滞在経験を持っていて多国言語を扱えるような特殊な環境を経てきた人が多いイメージ。
    ある意味エリートだよね?

    平和って理想だけで成り立つものではないし、血を流すことが良くないことはわかっていても、てっとり早くその手を使うってこともあるんだと思う。
    人生自体が有限だからね。

    なんだか、アンタッチャブルな部分を頑張って映画化しようとしたけれど、正直言ってよくわからない部分も多く、ラブ要素を出そうとして出せず、平和へのメッセージを出そうとしても出し切れない中途半端なヒューマン・ドラマになっていました。

    クールなインタープリターをニコール・キッドマンさんが演じていたのは、とても良い配役だったけれどね。

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