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- / ISBN・EAN: 4935228051427
感想・レビュー・書評
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内容(「キネマ旬報社」データベースより)
『ヴェロニカ・ゲリン』のジョエル・シュマッカー監督が不朽の名作ミュージカルを映画化。クリスティーヌはファントムの悲しみであふれた地下迷宮で、彼の孤独と自分に対する恋心を知る。一方、オペラ座ではついに殺人事件が起きてしまい…。
アンドリュー・ロイド・ウェバー版のミュージカルをベースにした作品、2004年版。
字幕版のCS放送を録画して観ました。
題名は知っていましたが 内容は全く知らず初めて観ました。
ミュージカル調のモノをあまり観たことがないので しばらく違和感がありましたが ストーリーが気になってラストまで見入ってました。
ファントムの哀しい人生と歪んだ愛があまりにも切ないです。
クリスティーヌへの一途な気持ちをラストのシーンでとても感じました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ドラマチックなミュージカルの映画化。
盛り上がります。
パリのオペラ座には、怪人が住んでいるという伝説があった。
歌手としてデビューしようという若い娘が、謎の怪人の指導を受ける。
仮面で顔を隠している男性は、比類なき音楽的才能を持っていたのだ。
怪人は娘を愛するが、娘のほうは惹かれつつも師と思い、他に若い恋人が出来てしまう。
オペラ座の広大な建物には、地下の洞窟があり…
子供の頃にこの題を知ったとき、一体どんな話だと不思議に思いました。
ホントに、まんまだとは…
日本の感覚だとここまでややこしい建物は想像つきませんね。 -
廃墟となったオペラ座でシャンデリラに再び火が灯り、オペラ座も、あたかも時間を遡るかのように蘇って物語が始まる…そして流れ出すPhantom of the opera…
この冒頭だけで、見た価値があったと思わされた(オイオイ)
伝奇的な物語はあまり好みではないけれど、映像で見るとまた別かも。
ただ、終わり方はイマイチよく分からなかった。怪人は結局どこへ行ったのか?(地下?)
歌に関していえば、怪人の渋い声がゾクゾクする。すごい好みです。 -
やっぱり、ミュージカルは大好き!!
観る度に思うのですが・・・クリスティーヌが酷い悪役に見えてしまうのです・・・これは、ファントムへの贔屓目でしょうか笑
何が素敵って、映画の一番始め。
オークションに出品されたシャンデリアに明かりが灯される中、いきなり響きだす重厚なPhantom the Opera!!
あの場面で、物語に惹き込まれてしまいます(´ω`*) -
どうしても、大好きだった劇団四季のミュージカルやロンドンキャストのCDと歌を比較してしまいました。同じミュージカル映画で非常に感動した『レ・ミゼラブル』と比べても、「歌」という点で理想よりもクオリティが低かったような気がします。
演出やラストシーンも、舞台では描かれない展開があり、もちろんミュージカル舞台と寸分たがわぬ作品である必要はないのですが、思い入れが強かった分、「ないがしろにされた」感があったのかもしれません。 -
華やかなオペラ座。
その光の部分とは別にオペラ座にはファントムがいた。
自分の醜さのためにオペラ座に隠れて一生を過ごしていた彼にとって、クリスティーヌが恋する的となった。
しかし、クリスティーヌは幼馴染のラウルと恋に落ちる。
真正面からクリスティーヌに気持ちを伝えられないファントムは、自分の愛する気持ちを受け入れてもらいたいのだが、簡単ではなかった。
愛するほど苦しむ、醜さが憎い、愛とは苦難なのである。 -
醜いが故に美しさへの羨望に取り憑かれた孤独な狂人、ファントム
彼の知る世界の全ては美と愛で作られている
何故なら彼の居場所はオペラ座の地下ひとつきり、幼い頃からずっと
彼は考える、何故己はこんなに醜いのか?美しさとは?愛とは?
彼は感情や理想を昇華し幾つもの素晴らしい作品を作り上げる
美と愛に溢れた作品、しかし作り手である彼にはそれら一切のものが手に入らない
そんな彼の前に現れたのが素晴らしい歌声をもつ美しい娘クリスティーヌ
彼女の歌声と己の才能が合わさればきっと傑作ができあがる、追い求めていた究極の美が手に入る
そして彼は静かに狂っていく
私はファントムは孤独な芸術家であったのだと思います
誰よりも美や愛に対して憧れがあるのに、その愛が自らの醜さを証明することになってしまう結末は本当に悲劇的で辛かったです
愛をもって美を手に入れようとした結果全てを失うなんて…どうかファントムに幸あれ…
すごーく個人的ですがクリスティーヌの初主演での歌声、号泣しました -
(2005年1月のブログより転記)
アンドリュー・ロイド・ウェバーがミュージカル化して初演を行ったロンドンのハー・マジェスティシアターで、舞台版「オペラ座の怪人」を観たことがあります。
細かいことはあんまり覚えていないけど、あのちゃらららら~~~んというテーマ曲と、シャンデリアがガッシャーンと落ちてくるシーンは、トリハダが立つほど興奮したものです。
さて、今回の映画「オペラ座の怪人」はウェバー版を映画化したもので、音楽と美術的演出はすっごーいよかったです♪予告でなんども観た、テーマ曲とともにシャンデリアが甦ってゆくとこから、目を見張るようなシーンの連続でしたね。
でもやっぱり映画は舞台を超えられなかった…というのが正直なところ。
前編とおして、ザ・ハリウッド版「オペラ座の怪人」て感じでしたね。 -
これは私の好きな映画上位に入ります。
ムーランルージュより歌唱力の高いミュージカルが見たいけど、やり過ぎは嫌なときはこれ!
クリスティーナのThink of meで鳥肌マックスです。
ラストの3人で歌うところなんか泣けます。感動で。
ラウルの王子感はんぱないです。
どーやら原作のオペラ座の怪人はこんな美談ではないそうですが。 -
非現実的で、きらびやかな芸術世界、エリザベートを思い出す。
ファントム、歌声は好みではないけど、かっこいい。
ブロンドのメグも可愛かった。
ステンドグラスの前の二人の映像が美しかった。
花もすべて美しい。
ジェラルド・バトラー
2005年公開