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- / ISBN・EAN: 4988013993808
感想・レビュー・書評
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原作を読んでから観ました。原作とは少しばかり違う感じです。最初の30分は違和感を感じつつ観ましたが、だんだん松尾スズキさんのエキセントリックな演技に笑いました。ただ、私が原作でイメージした伊良部医師は、ルックス的には中村梅雀さんみたいな感じをイメージしておりました。好きなのは劇中歌が大瀧詠一さん、エンディングが山下達郎さんと言うところでしょうか。
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2004年 日本
監督:三木聡
原作:奥田英朗『イン・ザ・プール』
出演:松尾スズキ/オダギリジョ-/田辺誠一/市川実和子
ものすごく細かいマニアックな笑いをしかけてくるこのテの作品は、個人の嗜好で好き嫌いがキッパリ分かれてしまうと思うのですが、個人的にはドラマ(時効警察)のノリに慣れていたおかげで、この監督の芸風にはすっかり馴染んでおり、おかげさまであっさり楽しく見れました。オダジョに田辺誠一で、目の保養度も抜群。
(2006.04.11) -
まさに松尾スズキの独壇場とでもいうべき作品で、彼が演じる意思、伊良部一郎のいい加減な態度と、その患者らの弱弱し態度の対比が絶妙でいて面白い。
常識的に考えればありえない医者であるが、不思議と患者らの悩みを結構解決している。つまり、彼の一見適当そうな発言によって彼らは自発的に行動し、自ら知らぬ間に完治している。そう考えると、彼はもしかして名医なのかもしれない。
まぁ、全編通してのスズキ・ワールドに完全にハマってしまった私は再び松尾スズキを求めるようになり、また違ったスズキ作品を見てしまうんだなぁ。恐るべし、スズキ・ワールド。 -
この映画版がイメージする伊良部のキャラにピッタリで好き。
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狂気の基準って、精神病院という権威がふつう作り出すものだけれど、松尾スズキ演じる精神科医は、自分自身、ぶっ飛んでいる。というかいちばんぶっ飛んでいる。
それに比べて、外来でやってくる患者たちはわりと普通。彼ら彼女らは、より大きな狂気に触れて治っていく。
みんな狂っちゃいなよ! 本作はものすごいテンションで、ひたすらそう叫んでいるように感じた。 -
不思議な世界観でシュールな会話。面白い。
原作では精神科医は破天荒な行動をしているけども、結果きちんと治療になっているという設定が薄くなっているのかな。 -
小説はテンポよく進んで面白かったのですが、映画は短編が組み合わさることで話がよくわからなくなり、あまりおもしろく感じませんでした。
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デッドプールとプールつながり。偶然。
原作読んでいたけど違和感がなかったから良い映画だと思う。 -
原作がいいだけに…
ちょっとダメやったな
いい意味でのゆるい感じが、ただの間延びにしかなっていない(^_^;)
ダラダラとゆるいのは、ダメだよ(^_^;) -
時効警察とか熱海の捜査官とかインスタント沼系と思ったら三木監督だった。
松尾スズキ、おもろー。
オダジョ、かわゆす。
若かりし日の木下ほうかが登場してびっくり。