海猿 UMIZARU EVOLUTION DVD-BOX

出演 : 伊藤英明  加藤あい  仲村トオル  佐藤隆太  佐藤仁美  鈴木一真  三宅弘城  平山祐介 
  • ポニーキャニオン (2011年10月17日発売)
3.82
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感想 : 26
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988632124935

感想・レビュー・書評

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  • ※ ディスクは5枚組みなので、
      それぞれ下記に『再読記録』にて追記していきます。

    これもまたパートナーのTSUTAYA無料券で視聴。
    映画になった時に関心はあったのだけど、
    基本日本の映画はあまり見ないので忘れてた。
    『弁護士のくず』でお間抜けな気のいい新人弁護士を、
    演じていた伊藤英明が主演と知って借りてみた。

    ストーリーの順番としては二番目だったようで、
    本当は2004年放映された『海猿 ウミザル』が、
    一番最初だったっぽい。
    →明日借りて来よう。(゜゜)(。。)(゜゜)(。。)ウンウン

    内容は救助者が命をかけても助けだすと言う、
    鉄板のストーリーだがどちらかと言うと、
    日本のアクションものに見られがちな、
    わざとらしい爆破シーンとか(某西●警察とか。笑)もなく、
    ブルーのフィルターを掛けたような(多分掛けてる。笑)、
    青暗い画面一杯に繰り広げられる、
    救助のシーンは結構地味。
    唯一BGMで緊迫感を演出しているが、
    却ってそっちの方が好感が持てた。

    海上保安庁の協力もなんか嬉しいね。
    →漸く日本もアメリカ並みになった!*\(^o^)/*

    保安庁勤務の甥の事が思い出された。
    あと、仲村トオルの胸筋には驚いた。

    ストーリーとしては、
    最後があれは無いよな~。
    ちょっと消化不良気味のエンド。
    せめてエンディングロールとかで、
    花を持たせてあげたらどうかなと。

    P.S.
    TSUTAYAで借りたのは、
    『Vol.1 運命の幕開け~タンカー座礁沈没事故 中国密航事件』
    と言う奴っぽい。
    (→つまり『BOX』ではなくて『一枚』単品ね?)
    テレビドラマ収録話:
    EVOLUTION 1「運命の幕開け」
    EVOLUTION 2「潜水士浮上せず」

    『海猿』は、
    漫画
     ↓
    NHKテレビドラマ化(主演:国分太一)
     ↓
    映画化『海猿 ウミザル』(主演:伊藤英明)
     ↓
    フジテレビドラマ化『海猿 UMIZARU EVOLUTION』
     ↓
    映画化『LIMIT OF LOVE 海猿』
     ↓
    映画化『THE LAST MESSAGE 海猿』
     ↓
    映画化『BRAVE HEARTS 海猿』
    という経緯を経ている。
    NHKドラマの国分太一以外はすべて伊藤英明主演。
    ドラマのヒット→映画化と言う日本の定番の逆を行く、
    珍しいパターン。

    ○TSUTAYAレンタル

  • 中村トオルがいい味出してて泣けたー!!

    わかっちゃいるけど泣けるってやつですね。

    笑いあり、涙アリで日本の典型的なストーリーだけど
    だからこそ安心して見れます。
    俳優人の頑張りがすごいと感心できますよ。

  • 2005年の作品 テレビドラマ
    原作は コミックで、4000万部も売れたとのこと。
    映画が2004年に公開され、その後テレビという
    フジテレビの 映画とドラマの融合スタイル。

    海上保安庁とはどういうところなのか?
    というのが、一般にはわかりにくい。
    海上保安庁の仕事の一部がよくわかる。
    海の警察、海難救助、海の環境保全など・・

    『ながれ』に 配属された 潜水士 仙崎(伊藤英明)
    を中心にした ストーリー。
    仙崎のバディに 池澤(仲村トオル)。特別救命隊からきている ベテラン。
    伊藤英明も仲村トオルも鍛えた体つきをしている。
    仲村トオルは仙崎に 『俺がお前に助けられることはない』と言い放つ。

    隊長が 下川(時任三郎)。
    海保の不規則な仕事ゆえに、離婚される。
    じっと我慢をして 渋い役を演じている。
    霞ヶ関に呼ばれるが、現役のままでいたいと固辞をする。
    船長 勝田(夏八木勲)。
    この船長が、作品の基調を作る・・・いい役をやっていた。

    パナマ船籍の遭難。
    船長の日本人と乗組員が船室に閉じ込められる・・・
    池澤(仲村トオル)と仙崎が、救助に向かい・・・
    まず、若い乗組員を救出することを、仲村トオルが決める。
    船長が助かるかどうかということは 約束できないという。
    結果として船長は救出できなかった。

    仙崎は、なぜ 年上の船長を助けなかったのか?
    疑問を持っていた・・・・。
    隊長と仲村トオルの話しているのを立ち聞きした仙崎は
    池澤(仲村トオル)の意図が理解できていなかった。
    仙崎は救助するということの難しさを実感する。

    勝田船長は 
    『失敗して潰れる人間と強くなる人間がある』という。
    仙崎がどう成長するのか よく見ている。
    下川隊長は 仙崎に
    『お前はサポートではなく バディ 同等のパートナー』という。
    このセリフは、とても重要なキーワードである。

    中国船籍の漂流船の救助。
    船員たちをたすけたが、ほとんど口を利かない。
    池澤は 漂流船に重要なものがあるかもしれないと想い
    仙崎とふねにむかう・・・

    そこで、密航者が、閉じ込められているのを発見。
    酸素が残り少なくなり、仙崎に帰れというが、
    仙崎は救出をする。やっとのことで、扉を開くことができ
    二人の人間がいることが確認され、
    まず一人を仙崎が・・・救い出す・・・。
    池澤は もう一人を救出しようとするが暴れだし・・・
    危険な状態のときに 仙崎が助ける。

    40m潜水練習で・・
    池澤の仙崎を試す練習で、パニックに陥る仙崎。
    結果として 減圧症にかかり 二人とも病院へ。
    初めて、奥さんと会う 仙崎。
    奥さんは 池澤のことを『まぁくん』と呼ぶ。

    勝田船長は 『池澤も仙崎を試すとはやる気なった』という。

    池澤は身体の不調に気がついていた
    病院で『中心性網膜症』と診断された。
    特別救命隊の転勤を拒否して、やめると言う池澤。
    池澤に バディとして認められていない 仙崎は
    池澤の『やめる』という言葉を聴いて・・・
    ショックを受ける。
    池澤は 理由を言う男ではない。

    だが、池澤は 仙崎に
    これまでの 潜水技術を教えようと半年間とどまることにした。
    ・ ・・
    あらすじを追っているだけで 時間が過ぎていく。
    これで、5回までの放映分である。

    人命救助が、チームワークでなされること
    バディの信頼関係は とても重要なことだ・・・
    というのが ストーリーの中でも十分に伝わってくる。

    人命救助をするときに 海難事故では 救助する側も
    危険にさらされるからだ。
    海上保安庁の仕事の内容が鮮明であり、おとこくさい。
    物語の核がきちんとできているので、
    ストーリー展開がおもしろい・・・。

    仙崎が優しい人間になっているところに・・・
    おい。おい。というところもある。
    死んだ船長の時計を探すエピソードは・・・
    マジですかい?とさえ思ってしまう。
    これは、ちょっと、無理がある・・・。
    いくらなんでも そこまで、すべきではない。

    もとは、非番のときに環菜といちゃついたことを
    負い目としたことも、動機としては弱すぎるのだ。

    国籍不明の不審船が発見された・・
    それを追う『ながれ』・・・・
    海上保安庁は 緊張に包まれる。
    不審船にいたものが 銃を所持していたからである。
    その銃は 500mまで着弾できる。(第7回)

    『とまれ』と日本語、英語、中国語などで アナウンスするが
    停船しない船に対して 勝田船長から威嚇射撃の命令がおりる。
    射撃班の池澤と仙崎は 準備をして、威嚇射撃をする。
    それに対して 不審船から銃で応戦してきた。
    『ながれ』に 着弾した。

    勝田船長は 『正当防衛につき応戦せよ』と命令を下す。
    池澤は ワーッと言いながら攻撃をする。
    すると 不審船は なぞの爆発をして 沈没する。

    池澤の奥さんは 緊急入院をしていた。
    何とか、治療に成功し、安定を取り戻していた・・・
    奥さんは 赤ちゃんががんばったのよ 
    触ってやって というが・・・
    池澤は、銃を撃った手で、触ることができなかった。

    池澤にとっても 不審船撃沈は ショックだったのである。
    一方 仙崎は 『人を殺した』という思いでいっぱいだった。
    『人を救助する』と思っていたことが、
    思わぬ 事態に遭遇して・・・たまらなく不安になっていた。
    仙崎の恋人 かんな がやさしく支えてくれるのであった。
    ・・・・
    中国からの漂流船、北朝鮮からの不審船など・・・現実には
    国境侵犯の事件は頻繁に起こっている。
    それが、銃撃戦にまでなるということを
    想定していないことが、『平和ボケ』なのかもしれない。

    このドラマでは、正体不明の不審船であるので、
    なんともいえないが・・・、
    第3区は、横浜の管轄で、太平洋側に、そういう不審船が来るのは、
    まれなのだろう・・・。
    査問委員会では 正当防衛のために不問とされた。

    個人にとっては、『殺人』という意識が強く受止められるのだろう。
    海上自衛隊と 海上保安庁との差かもしれない。
    ただ、演出的には 自分たちの打った弾で直接に殺したというわけではない
    ように見えた・・・
    前に書いたように 『謎の爆発』による沈没である。
    これを 一方的に『殺人』と思い込むには問題がありそうである。

    国というものが 正義を掲げるとき・・・
    戦争するが、それは、殺人であり・・
    その殺人を個人として受止めることになるだろう。
    後方のほうで、指示しているだけでは、その痛みがわからない。

    排他的経済水域の警戒強化のために 
    2週間の出航をしている『ながれ』のなかで・・・
    池澤は 生まれてくる子供のために 名前を考えていた。
    池澤は、陣痛が始まった 奥さんに 
    ひきだしに置いてあった 安産の『お守り』を渡す。

    洋上で、漂流者を発見。救助すると
    貨物船に、侵入した武装した海賊によって、投げ込まれたようだ。
    一瞬にして緊張する。
    貨物船は発見され、船長が 武装したものに銃を突きつけられている。
    船長は 逃げ出し、海に飛び込む。

    仙崎は 船長を救出する。
    池澤は 仙崎とがっしり握手をして・・ほめる。
    仙崎は 初めて ほめられたといって喜ぶ。
    そこへ、銃声が 池澤の首に、銃弾があたったのだ。

    武装した海賊たちは 武装を解除して
    普通の服をきて、船から飛び降り 助けを求めた。
    偽装しているのである・・・
    救命指令が出るが・・・仙崎は それを拒否する。

    そして・・・池澤は 死んでしまう。
    皮肉なことに そのころ 池澤の赤ちゃんは生まれる・・・
    ・・・・・
    死というものに直面している 海保の隊員たち
    仙崎は 同期のバディ 工藤を失い・・・
    今度また 池澤を うしなう。 深い痛手をおう・・・。

    現在の仕事の中では、死をかける というものが
    少ない中で、救命救助 という危険な仕事をする
    というドラマが 共感を生んだのではないだろうか。

    池澤が、『ながれ』の潜水隊を辞めようとして
    思いとどまった本当の理由を 
    池澤 の奥さんから聞いた かんなは・・・
    仙崎に 本当の理由を話す。
    そのことで、仙崎は いったい何をすべきなのか?
    を、理解して、前に一歩進むことになる。

    バディをなくすことによって よりたくましくなる。
    伊藤英明が、熱演。

    『白い巨塔』のなよなよした柳原医局員・・・
    『孤独な賭け』でのベンチャー社長・・・
    から、たくましい 演技を身体ごとしたことは好感持てる。

    下川隊長(時任三郎)のじっと我慢している・・・こと。
    矢吹の命綱を切ったこと・・・そのことへの想い。
    家族に十分なことをしてやれず、離婚せざるを得なかったこと
    娘のけなげな姿・・・。
    そういう中で、娘がボートで遭難する。
    父親の想い・・
    最終回は 素敵なドラマを作り出した。
    主役は 時任三郎だったようだ。
    年をとって、いい味が出ていた・・
    矢吹(布施博)のまっすぐな生き方にも、好感が持てた。

    全体で、緊張感があるドラマだった。

  • 録画したドラマ見終わりました。

  • 夏には無性に観たくなる。

    シリーズでは、
    間違いなくドラマが一番です。

    池澤さんも下川さんも大好きだー

  • 他のシリーズ見終えたあとに、やっと初代を鑑賞。
    次が観たくて観たくてあっという間に全巻みてしまい、
    あれ?いつ最終回だったの?みたいな感じに。
    これで次の映画に続くんですねー。

  • 映画版を観るために再放送で何回か観た。正直可もなく不可もないような感じのドラマ。このドラマ観ておけば続編の映画も観やすくなると思う。

  • 面白かった!
    時折、涙。
    でも私、海猿すごく変な順番で観てしまっている…。

  • 伊藤英明、加藤あいが主演をはる大ヒット映画シリーズの第一作。
    海上保安庁の海難救助の最前線にあたる”潜水士”になるための試験を受ける研修生の成長を描く。

  • この作品のNHKドラマがあったんですね。結構好きです。

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著者プロフィール

株式会社ヴァル研究所 MaaS事業部 UXデザイナー
東京工芸大学大学院芸術学研究科メディアアート専攻修士課程修了(芸術学)。2004 年株式会社ノーバス(現U'eyes Design)に入社。2014 年より現職。
ユーザーエクスペリエンスデザイン、人間中心設計のスペシャリストとして、その啓蒙と実践、および事業開発業務に従事。
NPO 法人 人間中心設計推進機構(HCD-Net)評議員会、東京造形大学デザイン学科 メディアデザイン専攻領域 非常勤講師。共著書に『HCD ライブラリー第3 巻 人間中心設計の国内事例』(2014, 近代科学社)がある。

「2021年 『ユーザーインタビューのやさしい教科書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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