Jの悲劇 [DVD]

監督 : ロジャー・ミッチェル 
出演 : ダニエル・クレイグ  サマンサ・モートン  リス・エヴァンス  ビル・ナイ  スーザン・リンチ 
  • メディアファクトリー
3.44
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感想 : 24
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4935228054855

感想・レビュー・書評

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  • ベンさん目当てで観始めたのだが、ダニエル教授に萌え萌え。
    ストーカーにつられてどんどんおかしくなっていく教授。
    狂気は狂気を誘発する。おとろしー。
    ベンさんチョイ役やったけど、大学生スタイルが素敵でした。

  • 冒頭15分辺りからずっと、背中にピタリと張り付かれてるような不快感を味わえるよ。
    実に堪らんな。
    これはなかなか良いストーカーであった。

    薄気味悪いし、良く考えれば割と大事なのに、なんだか淡々と物語が進んで行くのも不思議。

    もう少し、ガツンと盛り上がっても良かったなって思うので、ちと減点。

  • 原作既読。
    映像がはっとするほど美しかった。
    ダニエル・クレイヴのラスト付近の演技はぞくっとする色気があったし、リス・エヴァンスは全編通じて良かった。
    ただ、映画全体はありがちなものになってしまったなという印象。
    狂っているのは語り手の周囲なのか語り手自身なのか、読者も判別がつかなくなる恐怖が原作の一番の魅力だと私は思うのだけど、映画はほとんど単なるストーカーもの…。
    映画であの恐怖を表現するのは難しいと思うけど、出来ないなら手を出すべきではなかったのでは。
    もしくは、別の切り口から原作の新しい魅力を見せて欲しかった。

  • 何に焦点を絞って観たらいいのか迷った。サスペンスかと思ってたら、けっこう深いというか。その分退屈だったり。ストーカーにワーキャーいう映画ではないです。
    結局のところ群像劇で、結果的に「愛とは何か」というものを問う映画だったのかなと思う。
    Jの悲劇とは、ふたりのJのことだった。
    007の人が知的で細マッチョでかっこいいです。

    ちょっとモニョるというかひっかかっていること。
    冒頭のバルーンのシーン、みんなして止める必要あったのかしら。
    「手を放さなかったんだ!」っていうのが英雄っぽくなってるけど、飛んでいってしまっても、即命にかかわるってもんでもないんじゃ……?
    ダメだったら適当なところで諦めて、警察なり救助隊なりに連絡するのが正しい道で、お医者さんも怪我ですむ高さのうちに手を放すべきだったし、手を放したことに罪悪感を抱く必要はないような気もする。
    そういうのも含めて、考えさせる意図があるのかしら。

  •  イアン・マキューアン原作の「愛の続き」の映像化。大学教授のジョー(ダニエル・クレイグ)とアーティストのクレア(サマンサ・モートン)のカップルがオックスフォード郊外でピクニック中、気球が暴走。たまたま居合わせた数人の男たちが、中にいた少年と老人を助けようとロープを引っ張るが、突風が吹き、気球は再び浮き上がり、力つきたジョーと数人は手を離すが、ジョンという開業医の男はロープから手を離さなかったため、力尽きて落下、即死する。事故に遭遇した男たちの中の若い男ジェッド(ビル・エヴァンス)がジョーに突然電話をかけてきて、ストーカー行為が始まる。
     ジョーは少し責任を感じて男の遺族を訪ねるが、そこでジェッドの正体がわかってくる。
     ハンディカメラのような取り方で、日常が描かれていく。また、上空からと足下から撮る映像や、オクスフォードの田園風景は美しい。ビル・エヴァンスの異常さの表現はきもいし、ダニエル・クレイグの眼鏡はインテリっぽくっていい。
     
     

  •  イアン・マキューアンの「愛の続き」が原作の話。
     気球が落ちる事故に遭遇した主人公(男)が、その場に居合わせていた男にストーカーされる。

     原作読んだときも、いやあああな気持ちになったけど、映画もやっぱり嫌だった。いや、っていうか、いたたまれないっていうか。
     ストーキングしてる男は、おかしいっていうか、少なくともボーダーなんだよね。でも、ボーダーゆえに主人公以外に伝わらない。で、主人公はさらに怒る。が、怒りを周囲は歪曲してとらえる。
     うーー、悪循環。

     おフランスの綺麗な映像でみたら、ちっとましかと思ったがそうでもなかったな。つか、なんかアメリカ映画っぽいんですけど。なんつーか、大雑把っていうか、小洒落てないっていうか。
     ま、でも、原作から逸脱してないところは、評価できると思う。

  • トラウマティックな事故を通じて、ジョーとジェドは出会います。
    以後、ジェドはジョーに異常な感情を抱き、ストーカー的行為に及びます。
    ジョーは徐々に精神的に追い詰められ、生活に支障をきたし始めます。

    いっぱいいっぱいな時って、大切なものを見失いがちですよね。
    ちょっと怖いです。

  • 色の表現が美しい。

  • 。。見ましたがな。
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    秀作。
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    小説も映画も、それぞれ独特の魅力を持つ、
    というのはナカナカないと思う。
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    それぞれのメディアの特徴をいかすべく、
    作り手が思い切り良く割り切りきった過程が伝わってくるような作品。
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    ビターなスイートがお好きな人には映画、
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    ジンワリと冷え冷えとした気持ちを味わいたい人には小説がオススメ。
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    追記</br>
    ラブアクチュアリーの腰フリフリししゃがれたジーさんロックシンガー役のお方が出演。彼がマジメな顔をしているだけで笑っちまうのですがな!
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    <p>
    2005年12月23日 02:38

  • こわい、というのが妙にリアルに感じられて、浸かってしまいました

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