ロミオとジュリエット [DVD]

監督 : フランコ・ゼフィレッリ 
出演 : オリビア・ハッセー  レナード・ホワイティング  ミロ・オーシャ  マイケル・ヨーク 
  • パラマウント ジャパン
3.79
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本棚登録 : 343
感想 : 54
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988113756532

感想・レビュー・書評

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  • 白黒の劇場版を借りようとしたら間違えた…
    ふたりの愛の繰り言よりも多い、下世話な喧噪・決闘を映画ならではのカメラワークや舞台設定で巧みに描き出している。若さあふれる主役二人の演技力もとてもすばらしい。
    だが、文字で読んだ時感じた、ロミオとジュリエットの悲劇とピントが大分ずれているように感じられた。
    本だと、暗転や幕転換等でふたりの接触や時間経過は観客に見せられず、二人は形式的な結婚という場面でのみ触れ合うことができた。とてつもないふたりの埋めがたい距離。それゆえに、最後まで行き違ったことの悲しみが、運命というもの、名を負って生まれてしまったことを強く印象付ける結果となっていた。
    だが、この映画版だと、バルコニーで二人はとにかく二人はくっつきあうし、ロミオが旅立つ日の朝は見事に二人とも裸だったし…。ふたりの距離がかなり近い。映画版の方だと、愛し合ったのに引き裂かれるというところに焦点をあてているように感じられた。そこになんだか、メロドラマのような安っぽさが感じられてしまい、みずみずしいふたりの愛のやり取りと、下世話な会話や決闘とのコントラストがあまり出ていないように感じられた。
    それから、ジュリエットを葬る際に投げ込まれるのは場面映えの都合もあるだろうが、薔薇ではなく、追憶を表すローズマリーであってほしかった…

  • 普段はラブストーリーってあまり観ないんですが、衣装を絵の資料として参考にしたついでに鑑賞しました。

    オリビア・ハッセーとレナード・ホワイティングはまさに絵に描いたような美男美女。
    理想的なロミオとジュリエットですね。

    ニーノ・ロータの音楽も良くて、予想以上に面白かったのですがロミオとジュリエットの早熟さと勢いの凄さには驚きの連続でした。
    まぁ古いお話なので現代人よりもずっと早熟なのはあたりまえなのですが、出会った翌日にはもう結婚するという超スピード婚。
    しかもその翌日には一夜を共にし、その翌々日には心中してしまうという。。。いやはやなんとも忙しい展開です。
    そして鑑賞中に何度も「ロミオは少し落ち着け!」と心の中でつっこんでしまう程、ロミオの勢いは凄かったな。
    ジュリエットはいかにも純真無垢って感じだったんだけどね。

    (1968年 イギリス/イタリア)

  • 色鮮やかな映像、初々しいふたり。だからこそ無邪気な恋はことさらに残酷に映る。神父様は味方になるが、それもまたお粗末な手助けで、運命の歯車を止めることはできない。出会ってたった5日で終わってしまう恋は、大人には到底理解不能で、いかにロマンティックであろうと、ティボルトを含む粗末に散っていった若い命が哀れ。いかにも華やかなりしイタリアで起こりそうな闘争ではあるが、本当に命に替えられるものなんてないのだ。大人になってしまうと、楽しめないかもしれない映画、かも。オリビア・ハッセイの瑞々しい可憐な演技は素晴らしいけれど。

  • 悲しすぎる!!
    これぞ完璧な悲劇><
    それにしてもジュリエット超かわいいしロミオ超かっこよかった!!

  • 「愛は死より切なく、そして尊い」

  • オリビアハッセーと馬が超可愛い!

    やっぱりセットと衣装がどれも可愛いってのがこの時代の魅力です!

    現代版の水槽越しの天使も可愛らしくて大好きだけど、
    ロミジュリといえばこっちの方が印象的です。

  • 古典英語難しいのう

  • 初恋のまっすぐに愛するきもちが
    若い二人の演技に満ち溢れてて、
    観ている私が胸がきゅーてなる程の嬉しさと悲しさがあった。

    BSでたまたま観たのですが感動して
    DVDをお取り寄せして購入。
    私のだいすきな映画作品のうちの一つになりました。

    ロミオとジュリエットがあまりにも有名なので
    観なくても内容はだいたい知っていると
    自分で勝手に思ってたけど、

    ちゃんと観る機会にめぐまれたことを
    幸せに思う作品でした。

  • ロンドン、イタリア、ベローナ、イギリスなどを舞台とした作品です。

  • 50点
    シェイクスピアの有名すぎる原作を現代を舞台として描いた作品。所々設定の変更があるが、良くも悪くも「ロミオとジュリエット」なんでそれ以上でも以下でもない。

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