ジャーヘッド プレミアム・エディション [DVD]

監督 : サム・メンデス 
出演 : ジェイク・ギレンホール  ジェイミー・フォックス  ピーター・サースガード  ルーカス・ブラック  クリス・クーパー 
制作 : ウォルター・マーチ 
  • ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
3.32
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本棚登録 : 155
感想 : 39
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4580120519393

感想・レビュー・書評

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  • ドンパチのない戦争映画。ちとわかりにくい箇所も

  • 湾岸戦争で派兵された海兵隊員の話。
    戦闘シーンはほとんど無いが、戦争や軍隊の異常性(良いとか悪いとかではなくて、一般社会とはかけ離れているという意味です)は良く描けている。
    イラクに放火された油田の夜の光景が印象的だが、戦争という異常現象でしか見られないある種の美しさがまた、視聴者に戦争の狂気を思い知らせる。

  • 二回目。
    前回見たときと、印象が違う。
    しんどい話だ。
    人間はたぶんこうやって壊れていくんだ。

  • ストーリー
    ジャンルは戦争映画なのだが、従来の作品とは、かなり印象が違う。戦闘シーンがほとんどないこと。そして、主人公たちの戦争への意識も独特。湾岸戦争を背景にした本作は、現代の戦争におけるアメリカ、つまり戦地へ向かう側が、どんな状況になるのかをリアルに見せている。かと言って、小むずかしい内容ではなく、むしろ、ひとりの青年の青春ストーリーのような軽さが充満しているのだ。原作は、実際に湾岸戦争に従軍した兵士の告白本。サム・メンデス監督のシニカルな視点が、うまく機能した一作だ。
    野心を持って海兵隊に志願したアンソニーだが、彼を待っていたのは、予想外の訓練や、戦地のサウジアラビアへ行ってもひたすら待機する状況。戦意が高揚しているのに戦えない兵士たちの微妙な心理を、主演のジェイク・ギレンホールを中心に、キャストが個性たっぷりに演じている。戦地での乱痴気パーティなど笑いを誘うシーンと、顔も判別できない死体といった衝撃映像が強烈なコントラスト。戦争という特殊な背景ながら、自分の入った環境が思ったとおりではなかったという設定が、人生のさまざまな側面と重なるのもおもしろい。(斉藤博昭)

  • 戦争下では、兵士は異様な興奮の中にいる。
    それがとても生々しかった。

  • 戦争のリアル。

    淡々とすすでゆく。

    虚無感すら感じる作品。

    静けさを帯びた恐怖。

  • 銃撃戦はないが、カメラワークの良さや心境の変化がとても興味深い。飾り気がない分、とてもリアリティがあり、戦争による喪失感がとてもよく出ている。おすすめ。

  • 戦争映画でなく兵士の葛藤ドラマ たまにはこういう視点もいい さすがサムメンデス監督

  • 結局、兵士とは広い意味でバカか気の毒な人の2カテゴリーに分類されるのではないかと思った。

  • 湾岸戦争のリアルを描いた作品とのことだが、実際の戦闘シーンは皆無に等しく自分としては物足りなかった。歩兵レベルでの活躍が少なくなった、という意味でリアルなのかもしれないが。

    主人公、および、彼の相方は最後は「人を殺したい」思いに取りつかれ、危うくただ殺したいがためだけに殺しかける。メタ的に考えると、何か役割を与えられてそれを全うできない場合、その役割をただ果たすことが目的となってしまう(大きな目標を見失ってしまう)という意味では、非常に人間心理がよくわかった。
    また、途中ラクダの隊商(?)と出会ったときに、真偽のわからない「左手をあげるのは無礼」という情報をもとに、相手方が左手を上げたから撃とうとする、という判断基準も極限状況の描写としてすさまじい。

    総じて、実話に基づいているからこそ、単調の部分も多く、期待外れではある。

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