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- / ISBN・EAN: 4988113820523
感想・レビュー・書評
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『裸の銃を持つ男』(原題:The Naked Gun)は、1988年、1991年、1994年にアメリカ合衆国で製作された3本のコメディ映画のシリーズである。裸の銃を持つ男 PART33 1/3 最後の侮辱(原題:The Naked Gun 33 1/3: The Final Insult, 1994年, 83分)
シリーズごとのナンバーが「2 1/2」や「33 1/3」になっているのは、フェデリコ・フェリーニによるイタリア映画『8 1/2』のもじりである。また、「33 1/3」はLPアナログレコードの1分間の回転数にも掛けてある。なお、シリーズタイトルの邦題『裸の銃を持つ男』は『007』シリーズの『007 黄金銃を持つ男』のパロディとなっている。
シリーズの特徴として、次の要素が挙げられる。
物語そのものはありふれた刑事映画のパロディであり、登場人物や場面設定なども紋切り型である。
非常にテンポが速く、アイディアは奇抜かつ大がかり。視覚・聴覚(台詞回しなど)を問わず、わずかな隙間にもギャグ、冗談、駄洒落が挿入されている。
多くの映画をパロディ化するとともに、制作当時の事件やポップ・カルチャーなどを織り込んでいる。
各国首脳や著名人のそっくりさんが多数出演している。
PART1:イディ・アミン、ヤーセル・アラファート、ムアンマル・アル=カッザーフィー、ルーホッラー・ホメイニー、ミハイル・ゴルバチョフ、エリザベス2世、レジー・ジャクソン[1]など。
PART2 1/2:ジョージ・H・W・ブッシュ夫妻など。
PART33 1/3:ビル・クリントン、ヨハネ・パウロ2世、アル・カポネなど。
エピソード:
赤色灯があちこちに突入していくオープニングは、「台車に赤色燈を乗せて撮影したら意外に面白かったから」という理由で作られた。
多くのベテラン声優を起用したソフト版吹替では、原語で真面目に喋っている箇所にもギャグが追加されている。
ベイルートでの反米国首脳会議:ゴルバチョフの語る自慢話を「アメリカ人の舌の上に、イカの刺身をストローで乗せて、これがホントのベロストロイカだ」とダジャレに差し替え。
ノードバーグが入院した時:ドレビンがノードバーグ夫人を励ますシーンが「必ずホシを挙げてみせます。ご主人の告別式までに」などブラックに。他多数。
「ロサンゼルス市役所における市長の講演時、ドレビンがマイクのスイッチが入っている状態でトイレに入ったため、小便の音が館内に流れてしまう」というギャグは、製作者が友人の結婚式の時に自らやらかした失敗談が元になっている。
エンゼルスの対戦チームとしてマリナーズが選ばれた理由は、マリナーズの人気がなかったから。製作者側はギャラを払うどころか、マリナーズ側からシーズン入場券を贈られたほどである。
野球場の観客には子供がまったく見当たらない。理由は「統制を乱すから」。
第3作にはアンナ・ニコール・スミスが出演したほか、『フルメタル・ジャケット』のハートマン軍曹役で有名なR・リー・アーメイも端役で出演している。
第3作ラストの劇場観客場面に『ウォーリーをさがせ!』の主人公ウォーリーに扮した人物が紛れている。
第3作でのドレビンとジェーンの結婚式の回想シーンは、もともとは第2作で使用される予定だった。ブライダルカーがソーラーカーなのは第2作で無公害エネルギーを題材にしていたためで、同じ車が登場するシーンが第2作の序盤にある(クエンティンがクリーンエネルギーの商品を解説しているシーン)。(ウイキペディア)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
TVにて
ドタバタコメディで毎度バカバカしいおなじみシーンで安心して笑える.またどんどん過剰になる映画のパロディシーンも面白い. -
相変わらず1分に1回くらいのペースでわかりやすいギャグがぶち込まれますが、さすがに3作目となるとギャグの新鮮味がなくなりますね。これっていう印象的なギャグもなかったような(「アンタッチャブル」や「大脱走」のパロディは面白かったですけど)。最大の見せ場(?)であるはずのアカデミー賞の授賞式も、ただのドタバタで個人的にはあまり盛り上がりませんでした。
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結構笑いました。
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難事件に行き当たりばったり、無責任と悪ノリの捜査法で挑む迷警部、フランク・ドレビンの活躍(?)を描いたコメディ・シリーズの第3作。監督は、これがデビュー作のピーター・シーガルに交代。