シンデレラマン [DVD]

監督 : ロン・ハワード 
出演 : ラッセル・クロウ  レネー・ゼルウィガー  ポール・ジアマッティ  クレイグ・ビアーコ  パディ・コンシダイン  ブルース・マッギル 
制作 : トッド・ハロウェル 
  • ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
3.80
  • (43)
  • (68)
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  • (6)
  • (1)
本棚登録 : 313
感想 : 65
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4959241932617

感想・レビュー・書評

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  • ジェームス・J・ブラドックの伝記映画。
    タイトル挑戦で敗れ落ちぶれたボクサー役をラッセルクロウが熱演。大恐慌の煽りを受け極貧に沈む彼ら一家。悪いことに右手の負傷が原因で唯一の収入源だった場末のボクシング試合で無気力試合と見なされライセンスを剥奪されてしまう。
    政府の支援金をうけたり、おえらがたに恥を忍んでカンパを願ってなんとか家族のピンチをしのぐ。
    懇意のプロモーターの助力で一夜だけの当て馬試合で見事金星を飾ったのを皮切りにカムバックを果たし、ついに殺人級のチャンプ、マックスベアとの世界タイトル戦に臨む。。
    ロッキーそのものだか、クロウは終始、紳士で落ち着いた感じで、家族達にもキレたりすることがない。妻の堪えて来たストレスにもそっと寄り添いつつ秘めた闘志をたぎらせるあたり、クロウの演技には素晴らしいものがある。何より妻役のレネー・ゼルウィガーが可愛らしい。
    昨日、丁度彼女がキアヌリーブスと共演した「砂状の法廷」をみたところ。何かの縁かな(笑)

  • ボクサーを引退していた男が家族のためにボクサーに復帰して家族のための闘う物語です。

    "父親"として、"亭主"として、それぞれの立場でカッコ良い。
    理想の"父親像"、"亭主像"と言えるのではないでしょうか。
    この生き様に憧れてしまいますねぇ。

    『家族のために闘う姿』や『庶民の応援する姿』には、ホロリと来てしまいました。 (T△T)  
    トシのせいで涙腺が緩み気味なのかなぁ・・・

    ボクシングシーンはなかなかの迫力!ついつい手に力が入り、観戦しているような感覚で"ジム"を応援しながら観てしまいました。

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    愛する妻メイと3人の子供に囲まれ幸せに暮らすジムは、ボクサーとしても将来を嘱望されていた。
    だが1929年、彼は右手を故障してしまったことをきっかけに勝利から見放されていく。
    さらに時代は恐慌を迎え、やがてジムもライセンス剥奪で引退を余儀なくされ、失業者の一人として肉体労働をして家計を支えていた。
    そんなある日、元マネージャーのジョーから、一夜限りの復帰試合の話が舞い込んでくる。
    相手は勝ち目のない新進ボクサー。
    それでもジムは、その報酬で家族を救えるという一心で試合を引き受けるのだった…。
    -----------------------

    これが実話を題材にした話だというのが凄い!
    本当にこんな人がいたんですねぇ。

    全てのオトーサンに観て欲しい映画ですね。

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    監督: ロン・ハワード Ron Howard
    製作: ブライアン・グレイザー Brian Grazer
        ロン・ハワード Ron Howard
        ペニー・マーシャル Penny Marshall
    製作総指揮: トッド・ハロウェル Todd Hallowell
    原案: クリフ・ホリングワース Cliff Hollingsworth
    脚本: アキヴァ・ゴールズマン Akiva Goldsman
        クリフ・ホリングワース Cliff Hollingsworth
    撮影: サルヴァトーレ・トチノ Salvatore Totino
    衣装デザイン: ダニエル・オーランディ Daniel Orlandi
    編集: マイク・ヒル Mike Hill
        ダニエル・P・ハンリー Daniel P. Hanley
    音楽: トーマス・ニューマン Thomas Newman
    プロダクションデザイナー: ウィン・トーマス Wynn Thomas
     
    出演:
    ラッセル・クロウ Russell Crowe ジム・ブラドック
    レネー・ゼルウィガー Renee Zellweger メイ・ブラドック
    ポール・ジアマッティ Paul Giamatti ジョー・グールド
    クレイグ・ビアーコ Craig Bierko マックス・ビア
    ブルース・マッギル Bruce McGill ジミー・ジョンストン
    パディ・コンシダイン Paddy Considine マイク・ウィルソン
    コナー・プライス Connor Price ジェイ・ブラドック
    アリエル・ウォーラー Ariel Waller ローズマリー・ブラドック
    パトリック・ルイス Patrick Louis ハワード・ブラドック
    ロン・カナダ Ron Canada ジョー・ジャネット
    デヴィッド・ヒューバンド David Huband フォード・ボンド
    ローズマリー・デウィット Rosemarie DeWitt サラ・ウィルソン
    リンダ・カッシュ Linda Kash ルシール・グールド
    ニコラス・キャンベル Nicholas Campbell スポーティ・ルイス

  • 落ちぶれたボクサーが返り咲くという王道ストーリー。
    ながら見をしてしまったのがもったいなかった。
    この時代のボクシングって競技としてまだまだ荒削りだったんだろうな

  • ラッセルクロウ、数学者の時は夫婦関係を全うしなかったけど、今度は硬い絆に結ばれていてよかったね。ボクシングシーンも迫力でしたが、何より夫婦愛に感動させられました。すごくロッキーにかぶったけど、あれは、この実話をもとに映画化したのでしょうね。

  • ラッセルクロウは素晴らしいよね!

  • 【あらすじ】
    無敗の王者ジム・ブラドックはライトヘビー級ボクサー。嫁・子供にも恵まれ順風満帆…かに見えたが、おりしもアメリカは不況の荒波にもまれ大恐慌。ある試合で利き腕の指が折れたまま戦い判定負けするブラドックは興行主の意向でライセンス剥奪→引退→不況なので日雇いの仕事すら抽選に並ぶ日々。食料不足で親戚に預けられるのを恐れた息子が万引き→「お前はどこにもやらないよ」息子に誓うブラドックだったが電気も止められ嫁は涙で里子を決意。本人含め市民ほぼ全てがド貧乏な中、どうすれば金にありつけるのか…。

    【以下ネタばれあらすじ】
    日雇いだけでは足りず、以前の興行メンバーや救済センターに恥を忍んで金を恵んでもらうブラドック。元マネージャーは彼のために当て馬試合を準備→ミラクル勝利→マネージャーはブラドックに己の夢を託すため、家財道具を処分・興行主に頭を下げて次々と試合をセッティング→勝利を収めるブラドックは貧乏市民のヒーローに。遂に試合相手を必ず殺す男ベアーとヘビー級王座をめぐり対戦→2Rもてば良い方と言われるベアーに激しい攻防の末15R判定勝ち。30歳にして世界王者になったのだった。

    最後「エイドリアーン!」くらい言いそうな感じだったのですがそこは実話。淡々とした描写でそれ以後のブラドックも教えてくれます。

    それにしてもレネーは福顔ですね。

    ※2006年3月-2011年1月までやってたブログより転載

  • 実在したボクサーのお話ですね

    這い上がって這い上がってなんと世界チャンプになってしまうという映画のような本当の話

    強いとされる相手と戦うときなんて殺されに行くようなものですからね

    奥さんもさぞ恐かったでしょう

    セコンドの人がトレーニング代として大金を渡したけど実はそれが自分ちの家具を売って作ったお金だと知ったときはジ~ンときた


    ストーリー
    かつてボクシングのスター選手だったが、引退を余儀なくされ、日雇いの肉体労働で妻子を養うジム。再びリングに上がるチャンスを得た彼は、奇跡的に世界ランク2位の強豪を倒し、やがて世界チャンピオンとの試合に挑むことになる。実在のボクサー、ジム・ブラドックの半生を、ラッセル・クロウとレネー・ゼルウィガーというオスカー俳優の共演で描いた骨太な感動作。
    栄光と挫折、苦闘の末に手にしたチャンス。この映画には王道のアメリカンドリームが詰まっており、ロン・ハワード監督の正攻法の演出もあって、全体が古き佳きハリウッド映画の風格をたたえている。苦しい生活を強いられる家族のために、なりふりかまわない状態になっていくジムで、クロウが持ち前の演技力を発揮。夫を支える妻、父を応援する子どもたちの姿には、自然と涙がこぼれるだろう。屋外リングでのチャンピオン戦は、ファイトシーンの壮絶さだけでなく、大観衆の熱狂も感動を高めていく。1920~30年代にかけてのニューヨークの雰囲気が見事に再現されている点も一見に値する。

  • ラッセル=クロウが好きなのです。
    野暮ったい目つきとか大好きです。

  • アメリカの大恐慌の時代、かつては名声を得ていたボクサーは引退し、貧しい生活を送っていた。しかしあるきっかけによりリングに復帰し、かつての栄光と生活を取り戻しつつあった。ところが、ベルトをかけた決勝の相手は、リング上で何人も死人を出している危険な男だった・・・というストーリー。
    家族のために戦い続ける父、それを支える妻、応援する子供たち、彼の復帰のために家財道具を売り払ったマネージャー、これらの彼らの姿全てが胸を打った。
    大恐慌については学校の歴史の時間に学んだけど、かつてはボクシングで栄光に輝いていた男が、家族のために金を乞うているシーンが、自分にとって教科書よりも何よりも一番大恐慌の厳しさを実感させたので、印象に残っている。

  • 「ロッキー」を引き合いに出すまでもなく、ピークを過ぎた落ち目のおっさんが不屈の精神で最後の大勝負に挑むという話型はありふれたものでも。でもこれだけ繰り返されるということは、そこには普遍的な価値があるんでしょう。頑張るお父さんを主人公にすることで、必然的に家族の物語にもなりますしね。

    ボクシングは肉体の酷使を伴うので感情移入しやすいのですが、そこに家族の物語や大恐慌という時代背景もあいまって、感動的な映画になっています(まぁすべての想定の範囲内ですが)。

    精悍なラッセル・クロウの演技は素晴らしいんですが、たしかにトレーニングシーンがないのは気になりますね。結局彼の強さの裏付けがない。「家族の力」なんて平凡な理由はイヤですよ。

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