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感想・レビュー・書評
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コロナ危機の最中に読むと、人類はまさにシーシュポス自身なのだと。
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小学校の5〜6学年生の頃だったと思いますが、倉多江美の漫画でカミュの『異邦人』を知り、読んでみたくなって祖父母の家の本棚を探してみたところ、この本を見付けました。目当ての『異邦人』ではないものの、少し読んでみたところ予想外に面白く感じたので借りて帰って読み耽りました。小学生にすら感銘を与えるのですから、これはもう「不朽の名作」と呼んで差し支えないと思います。こういう本こそ義務教育の課題図書にするべきでしょう。
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何回も読み出して、何回も挫折した。
今回初めて通読したが、理解できなかった。
最後のカフカの小説に対する評釈は理解した。これからカフカを読もうと思う。 -
実存主義的な哲学への批判で、異邦人の背景にある哲学なんだろなとは思うんだけど、実際よく意味がわからんかった。ヤスパースやキルケゴールの著作を読んでないと理解しにくいんじゃないか。
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不条理ってなんかね?統一を拒否して反抗して瞬間を享受しつつ、深く考えることなんかね?
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カミュの他作品、哲学、そのた取り上げられてる作品・思想にほとんど触れたこともないのに読み始めたところ、難解で頭にさっぱり内容が入ってきませんでした…。色々と説明したあとの、結論がなぜそうなるのかが分からない、ということが多かったです。ただ、ところどころの言い回しがすごく詩的できれいだと思ったので、もうちょっと勉強して、また再読したいです。