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感想・レビュー・書評
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2009.05.06読了
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沖縄師範学校女子部の教授として、太平洋戦争での「ひめゆり学徒隊」の引率をした著者。
悲惨すぎる沖縄戦の様子を手記としてまとめたノンフィクション。
戦争の映画やドラマはいくつも作られているけれど、どれも美化されている。
戦後60年以上がたった現代では仕方がないのかもしれないけれど、それでは戦争というものが正しく後世に伝わらない。
戦争という大きな犠牲があるからこそ、平和な現代があるのだということを忘れずに生きていきたいと思う。
また、本書については、戦時下でありながら友達を思い、気づかい、恩師を敬うというその「学校」という絆の強さに驚いた。
現代では考えられないことだと思う。
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