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感想・レビュー・書評
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数学のエッセーを読んで、頭を柔らかくしようと購入。
昭和28年、第一回エッセイスト・クラブ賞受賞作。
【あらすじ】
日常の営みに表裏する数学の影を透徹した眼でとらえ、その影の裡にある無限の広がりをユーモア溢れる軽妙な筆致で綴る。(文庫カバーより)
林檎の味
暑さずれ・寒さずれ
詩人と数学者
トロヤ人口調査
科学と呪術
卓子が動く話
若返り年
算術以前
動く地球、動かぬ地球
数学を怖がる話
数学とは何か
四色の地図
前後賞の謎
出鱈目
他、計50編
【感想】
数学関係の本と思い、心して読み始めたが、普通のエッセーとして面白かった。
数学と関係ない話もあり、著者の幅広い教養と生活の何気ないことを観察する眼を著者は持っている。
もっとも面白かったのは、四色地図問題を扱ったエッセーのなかの甲子園の試合数を計算する話。
さて問題。
2009年夏の甲子園予選に参加した高校は全国4041校でした。
引き分けや再試合はないものとした場合、甲子園での決勝戦までいったい何試合が行われたでしょうか。
答えは本書で。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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