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感想・レビュー・書評
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昭和8年~9年(続紋章は15年)に発表された作品を収録。
『薔薇』は、友人に男性同士の「友情以上の感情」を抱えた私(妻帯者)が、その友人が懸想する人妻との間を取り持とうとしつつ、嫉妬などの諸々の感情に振り回されて悶々とする話で、これはお気に入り。
『花花』(全集四巻に収録)についての作者による解説である、『書翰』。
これは婦人雑誌に連載された作品で、移ろい変わる複数の男女の恋模様を描いた作品なんですが、なぜこのタイミングでこう書いたのか、ここで登場人物がこういう行動に出たがそうさせた作者の狙いは、みたいな所が作者本人によって解説されてて面白かった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
薔薇 日記 時機を待つ間 書翰 紋章 紋章・続 博士
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