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感想・レビュー・書評
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1981年出版の本を、2019年に読む。
時を超えて交通のエッセンスを説かれているような不思議な感覚になる。
国鉄と私鉄、電車とバスなど、組織の境界領域では今も昔も世界的に摩擦と議論が起こる場所なのだと感じさせられる。
交通は人々の生活に大きく関わるものであり、ひいては人々の暮らす場所、都市のあり方にまで影響をもたらすものであり、いつの時代でも考え続けなければならない。
「人間の心や体の動きに対する関係者の目が不確かなうちに、技術だけが花開いても、せっかくの技術が、どこまで本当に暮らしを豊かにする実として結ばれるだろうか」という記述が刺さる…。興味深い1冊。詳細をみるコメント0件をすべて表示