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- Amazon.co.jp ・本 (325ページ)
感想・レビュー・書評
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鞍馬天狗のオジサンはもはや忘れられて久しいが、映画館やテレビでワクワクしながら見た世代にとっては永遠のヒーローである。
嵐貫寿郎、略してアラカン氏はもちろん鞍馬天狗を演じて日本中を唸らせただけでなく、刺されるのを覚悟で明治天皇を映画で初めて演じた大スターである。そんなアラカン氏に入れ込んだのが暴走癖で知られた竹中労氏である。この聞書きは、戦前、戦後の日本映画全盛期の伝説的なエピソードの裏に潜む複雑怪奇な世界と、アラカン氏自身のハチャメチャな生涯を記録した記念碑的な一代記である。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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