本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本
感想・レビュー・書評
-
トム・ゴドウィンの『冷たい方程式』、クリル・ネヴィルの『ベティアンよ帰れ』、フィリップ・K・ディックの『にせ者』、アシモフの『夜来たる』、ダニエル・キイスの『アルジャーノンに花束を』(面白かった順)
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「壁の中」シオドア・コグスウェルが良い
-
これは面白かった!!
SF好きなら避けて通れない草創期の大作家たち、ハインライン、アシモフ、フィニィ、K・ディック、C・クラーク、オールディズ、バラードetc…の素晴らしい短編が読める。
どれも面白かったけど、ハインライン「歪んだ家」オールディズ「誰が人間に取ってかわる?」が良く、フィリップ・ホセ・ファーマー「母」は異能の作にのけぞった。バラードの「終着の浜辺」もいいし、「アルジャーノンに花束を」の初期短編が読めるのも嬉しい。
核実験など当時の時事的テーマも散見するけど、どの話も決して古びてはいない。良質なSF作品は決して古くならないという好例を見た気がする。
なかなかこれだけの作家の珠玉短編をそろえた本は無いと思う。
図書館にあるかもしれないので、ぜひ探して読んでみてはどうでしょう。
全4件中 1 - 4件を表示