燃えよ剣〈下〉 (1973年)

著者 :
  • 文藝春秋
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感想・レビュー・書評

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  •  読んで良かった。再読なのだけど、後半にかけては、やはり、というか、
     何というか、感激して、泣けた。でも、以前ほど、血が沸き立つような
     感情には、及ばなくなってしまっていた。そのことには、少し、ほんのり
     少し、不思議な気持ちには、なったのだけど。

  • 華やかだった京時代が終わり、北へ北へと死ににゆく。結末がわかってるからこそ切なくて苦しくてぞくぞくする。函館行きたいな。


  • この本は下巻なしには語れない!

    何が良いって、ベタだけど、最後のせりふ。

    「世に生き飽きたものだけついて来い」


    …!!!!////


    もうこのセリフがあれば生きていけます。
    なんか、ここに司馬先生の凄さを見た。
    土方さんの人生・性格が凝縮されている。

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著者プロフィール

司馬遼太郎(1923-1996)小説家。作家。評論家。大阪市生れ。大阪外語学校蒙古語科卒。産経新聞文化部に勤めていた1960(昭和35)年、『梟の城』で直木賞受賞。以後、歴史小説を次々に発表。1966年に『竜馬がゆく』『国盗り物語』で菊池寛賞受賞。ほかの受賞作も多数。1993(平成5)年に文化勲章受章。“司馬史観”とよばれ独自の歴史の見方が大きな影響を及ぼした。『街道をゆく』の連載半ばで急逝。享年72。『司馬遼太郎全集』(全68巻)がある。

「2020年 『シベリア記 遙かなる旅の原点』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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