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感想・レビュー・書評
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いつまでも色褪せない一冊の詩集。
装丁もすっきりと美しい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
女性的。流れる水のように、静謐で、時に荒々しく、美しい。「鞭」が好き。
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夜光塗料をまとった星はそれ自体 発光しながらいぢらしくも 華やかににんげんの物線を描くいけにへとの 隠微な対話のためのひとすぢの糸をひいて世界の両端でたしかめあふこのふるへ かすかな手ごたへ(「釣 ?」より)もう腹立たしさやさびしさによって泣かないないものねだりによって泣かないひそやかに 控へめにわたしは わたしであることを詫びながらうづくまって待ちなほさしのべられる世界の あなたの不意のやさしい抱擁にこそ 涙ぐむのだ(「追放」より)唐突だけど、読み終わって、碇シンジが「自分には、自分には、何も無いなんて云うなよ・・・別れ際にさよならなんて悲しいこというなよ」と綾波レイに語りかけたシーンが頭の中にながれこんできた。
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私の中で最高の詩集
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