世界の名著〈5〉ヘロドトス,トゥキュディデス (1970年)

感想・レビュー・書評

[Soma Oishi (大石宗磨）さんの感想 · 2020年9月25日]

世界の名著〈5〉ヘロドトス,トゥキュディデス (1970年)
(和書)2008年12月15日 20:10
中央公論社 1970


文藝春秋の必読書特集で柄谷行人がヘロドトス「歴史」を挙げていたので早速図書館で検索しました。この本が引っかかったので借りてみました。この本は読んでみたところ抄録版でした。柄谷行人が勧めていたのは岩波文庫版ヘロドトス「歴史（上中下）」だということが分かりました。船橋西武三省堂で立ち読みしたところこっちの方は全訳で丁度読み易い改訳版がでていました。なので一応概略が分かったと言うことで機会があったら岩波文庫の全訳版も読んでみたいと思いました。歴史というものを見た時にその出来事性の場の飛躍をいかに記すことが重要な側面だと思います。それがヘロドトスという単独性を通して描かれていてその現象が批判的に知覚できるのではないかと思いました。そういう意味で歴史の父と呼ばれるのかな～って思いました。次は是非全訳版に挑戦したいと思います。

[mizuさんの感想 · 2014年9月14日]

内輪もめしていると、外にやられるんだな。ってのが朝日新聞読んでの感想。
ヘロドトスまでしか読めてない。