モンテスキューとルソー―社会学の先駆者たち (1975年) (叢書・ウニベルシタス)

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    「モンテスキュー論」「ルソー論」、さらに「社会学講義、開講の辞」「十九世紀フランスにおける社会学」「社会学とその学問領域」「社会学と諸社会科学」の6篇を収録。

    [ 目次 ]


    [ 問題提起 ]


    [ 結論 ]


    [ コメント ]


    [ 読了した日 ]

  • モンテスキューを社会科学の祖として読み込み、「科学」と「術」の差異を指摘する。ルソーの思想を概説し、その社会科学的研究が詳細な体系を取りはじめる際に現実から乖離してしまう問題を提起する。
    その後に収録されているのはデュルケムの社会学論である。

    社会科学とは何か、ということについて非常に的確に理解できる一冊。また、ルソーとモンテスキューというタイトルではあるが、モンテスキューに関するものとルソーに関するものの二つの論文の間にはあまり関連がない。しかし、そこからデュルケムが考えていたことがかなりよく見通せる。

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