共同幻想論 (1968年)

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著者 : 吉本隆明
  • 河出書房新社 (1968年発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (257ページ)

共同幻想論 (1968年)の感想・レビュー・書評

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  • 吉本隆明氏から、オレの名前入りのサインをしてもらった本。
    オレはサインを貰うために、この表紙のデザインの箱に入った新しい『共同幻想論』をわざわざ買ってきて、仕事で吉本氏に会う父に、サインしてもらえるよう頼んだ。
    「サインと一緒に、この名前を書いてください」と父が言ったら、隆明氏は、当時、目が悪くて、そのメモに眼をグーッと近づけて、それから、ニッコリ微笑んで、サインしてくださったそうだ。

    お父さん、ありがとう。
    吉本隆明さん、ありがとう。
    大事な1冊。

  • (1969.05.25読了)(1969.03.01購入)
    *角川文庫解説目録より*
    国家とはなにか、国家は自分とどう関わっているのか。誰もが一度はとらえどころのない国家のイメージを巡って思い惑う。日常的生活空間と遠く隔たった異空間を包含するこの厄介な代物に、見事な論理的照射を当てて、裸の国家を露呈させる。世界が異なった色合いで見えてくるに違いない書。

    【目次】

    禁制論
    憑人論
    巫覡論
    巫女論
    他界論
    祭儀論
    母性論
    対幻想論
    罪責論
    規範論
    起源論
    後記

  • 教授(坂本龍一)が、「OMIYAGE」というYMOの写真本の中で、「吉本は今でも読むよ」と言ってるのを読んで「誰だよ、吉本って?」と興味を持った。で、田舎の本屋を探してみたら、たまたま本棚の一番上、天井の近くにあったのが、この「共同幻想論」。15歳の時初めて読んだ吉本隆明が、この共同幻想論。事前情報一切なしで読み始めて、ガーンというか、ブルルンとなった。

    この「ブルルン」感覚の理由を今なら簡単に説明できる。

    「共同幻想論」は人間の世界体験の「ネタバレ」を目指した本なのだ。

    幽霊とか、呪いとか、習俗とか、社会とか、国家とか、そういうごちゃごちゃしたものが、ウマくつかめなくてイライラしていた15歳に向かって、「これって、こうだぜ」と言い切った本。恐ろしく感動したのを覚えている。

    何回読んだか忘れた。今やもう、娯楽本みたいな感覚で読めるし、そう読むのが正しい気が、今はしている。

    死に際に枕元に置いてある最後の十冊の一冊。


    2011年8月6日土曜日 アナトー・シキソ

  • 学生時代に夜を徹して読みました。懐かしい。この本は読み手の解釈次第ですね。 RT @KinoShinjuku: 吉本「BRUTUS」の中には、『共同幻想論』<http://bit.ly/bdivmj> の一部を徹底解説した…

  • 108

  • 高校生の時に「背伸びして読んだ本」ナンバー1。当時は殆ど理解できませんでした。最近読み直したら、これは一種の国家論なんですね。少しはわかりました、昔に比べたら。

  • 200706

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