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感想・レビュー・書評
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ここ最近、統計に関する本が人気であり、私も何冊か読んでいる。
この本は、いわゆる数のマジックによる錯覚がどのようなものかを紹介している。
全般的に統計を使った雑誌や新聞記事などを否定しているため、統計学を学ぶという意味では適していないかも知れない。
しかしながら、世の中の数字を使ったウソ、あるいは誇大広告を見抜くための知識は身につくであろう。
また、逆に、自分で作成する資料に適用できるかもしれない。
統計のウソを見破る方法として、統計の出所、サンプルの選び方、平均と最頻値と中央値が異なっている場合に注意しなければならないことは大切だ。
特に一般に使われている平均値は、ひとつとても大きな数字が入り込むことで大きく変化することがある。
これは参考になる。
情報操作とまではいわないが、よく確認して惑わされないようにしていきたいものである。
この点では読んでおもしろかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
各種統計数値の裏に潜むカラクリを紹介しながら、サンプル、平均、グラフの見せ方など、わかりやすく統計学の基礎を教えてくれる一冊。
1968年の本で古いのですが、基本的な考え方は昔も今も変わらず参考になる。ただ、基本的内容がほとんどで、さすがに少し歯ごたえがなかったかな。 -
古過ぎて使えない。
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図書館で借りてみたらかなり古い本だったのでビックリですが、基本的なところは抑えられているのかな、と思います。
平均値と中央値の使い分けやグラフ化した時の目盛りのとり方など。