経済学の考え方 (1966年)

  • 岩波書店
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感想・レビュー・書評

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  • 昔読んだ本

  • ロビンソンのわかりやすい経済学への入門書に相当するもの。

    経済学というと、経済の歴史ではなく、経済学の歴史を語りたがるところが気がかりである。
    経済という現物を見ないと、経済学という原理の価値が下がるのではないかと思った。

    この感想は、経済学部を卒業してから25年離れていて、初めて気がついた。
    誰にでも分かれというつもりはない。

    第4章のケインズ革命では、完全雇用が鍵であろう。
    第5章の開発と低開発では、技術と人口が鍵だと思った。

    「ゲームのルールとはどのようなものか?」が最後の章になっている。
    現実の事項を抽象化して検討しようという意図が見えている。

    ただし、ナショナリズムとの関係が気がかりである。

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