血の収穫 (1959年) (創元推理文庫)

  • 1959年6月20日発売
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感想・レビュー・書評

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  • 犯罪組織の抗争でぐちゃぐちゃになった街に現れた男が抗争をあおり……という筋立てに黒澤明の「用心棒」を思い出さずにはいられない。こっちの方が源流なんだろうけど。登場人物と対立構図が多くてちと混乱した。

  • 79060.60

    ”赤い収穫”のタイトルの方がなじみがある。登場人物がやたら多い。

  • 1959年初版なので60年以上前の翻訳。流石に文体、訳語など古臭いが、逆にそれがこの本が書かれたのが1929年であることを感じさせる効果もある。
    コンチネンタル・オプはマーロウやアーチャーより直截で現実的だ。

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著者プロフィール

1894 年アメリカ生まれ。1961 年没。親はポーランド系の移民で農家。フィラデルフィアとボルチモアで育つ。貧しかったので13 歳ぐらいから職を転々としたあと、とくに有名なピンカートン探偵社につとめ後年の推理作家の基盤を作った。両大戦への軍役、1920 年代の「ブラックマスク」への寄稿から始まる人気作家への道、共産主義に共鳴したことによる服役、後年は過度の飲酒や病気等で創作活動が途絶える。推理小説の世界にハードボイルドスタイルを確立した先駆者にして代表的な作家。『血の収穫』『マルタの鷹』他多数。

「2015年 『チューリップ ダシール・ハメット中短篇集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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